後場コメント No.3 旭化成、タビオ、マンダラケ、マーキュリーRI、インフォマート、島津製

2022/05/27(金) 15:00
★13:11  旭化成-4日ぶり反発 フォトマスク用ペリクル事業を三井化学に承継へ
 旭化成<3407.T>が4日ぶり反発。同社は27日13時、簡易吸収分割によりフォトマスク用ペリクル事業を三井化学<4183.T>に承継すると発表した。

 FPDペリクルの競争力強化やLSIペリクルの高精細化などについては、いっそうの技術開発と追加投資が継続的に必要であり、ペリクル事業において大きな影響力を持つ三井化学に譲渡して運営することが最善と判断した。ペリクル事業の21.3期の売上高は43.5億円。吸収分割の効力発生日は7月1日の予定としている。

★13:13  タビオ-4日ぶり反発 2.5万株・3750万円を上限に自社株買い 割合は0.37%
 タビオ<2668.T>が4日ぶり反発。同社は26日、2.5万株・3750万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月27~2023年5月26日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.37%となる。

★13:21  まんだらけ-大幅安 社長ら書類送検 わいせつビニ本販売疑いと報じられる
 まんだらけ<2652.T>が大幅安。警視庁保安課が27日、1970~80年代に流行したわいせつ写真誌「ビニ本」を販売したなどとして、わいせつ図画頒布などの疑いで同社社長を書類送検したと報じられたことが嫌気されている。 

 同日11時13分配信の産経ニュースによれば、ビニ本にはモザイク処理などが施されていない違法のわいせつな写真が掲載されていたという。都内や大阪府内の店舗の店長や従業員4人も書類送検されたもよう。

★13:22  マーキュリーRI-大幅に4日続落 27日より増し担保金徴収措置を変更
 マーキュリーリアルテックイノベーター<5025.T>が大幅に4日続落。日本証券金融(日証金)は26日、同社株について27日より増し担保金徴収措置を変更すると発表した。貸借担保金率を50%から70%に引き上げる。規制措置の強化を受け、株価は需給要因から売りが優勢となっている。

★13:35  インフォマート-4日ぶり反発 「IT導入補助金2022」のIT導入支援事業者として採択
 インフォマート<2492.T>が4日ぶり反発。同社は26日、経済産業省が推進する「IT導入補助金2022」において、「IT導入支援事業者」として採択され、同社が提供する「BtoBプラットフォーム」シリーズが補助金対象のITツールとして認定されたと発表した。

 併せて、Deepworks(本社:東京都新宿区)とコンソーシアム契約を5月16日に締結したと発表した。今後、両社協同で中小企業の業務のデジタルデータ化、生産性向上を促進するとしている。

★13:36  島津製作所-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 新経営陣のもとでも業績拡大は続く
 島津製作所<7701.T>が続落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、新経営陣のもとでも業績拡大は続くと指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は5700円→5400円に引き下げた。

 22/3期は2桁増益で最高益更新を更新。23/3期も事業環境等により増収増益を予想している。上期は前年上期に大きく業績を押し上げたPCR 関連(試薬、装置)売上が大きく減少すると予想されるが、通常ならば22/3期下期に売上計上の製品が部材不足、物流逼迫などの影響で23/3 期にずれ込む影響や新製品の貢献などで増益が可能と予想。上期営業利益が前年同期比増益となれば株式市場はポジティブにとらえるとみている。


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