前場コメント No.5 リログループ、ジーニー、大建工、エーアイ、三菱商、ザイン

2022/06/22(水) 11:30
★9:22  リログループ-SMBC日興が目標株価引き上げ 強固なストック事業とフロー事業回復で良好な見通し
 リログループ<8876.T>が大幅続伸。SMBC日興証券では、強固なストック事業とフロー事業回復で良好な見通しと判断。投資判断「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2800円→3000円と引き上げた。

 22.3期はコロナ影響が残る中でも過去最高益を達成。ストック事業の底堅さを再確認。23.3期はストック事業の貢献に、Re-openingに伴うフロー事業の回復が加わることで業績見通しは良好とみる。また、海外子会社BGRSの売却は短期業績の改善のみならず、買収以降、株式市場の懸念材料の1つだったとみられることからポジティブな決断とSMBC日興では捉えている。

★9:30  ジーニー-もみ合い 国産デジタル屋外広告プラットフォームでサーチと連携開始
 ジーニー<6562.T>がもみ合い。同社は21日、同社が開発・運営する国産デジタル屋外広告プラットフォーム「GENIEE DOOH」は、有限会社サーチ(本社:東京都立川市)と新たに連携を開始すると発表した。

 この連携により、新橋駅前の大型ビジョン新橋SLビジョン、新橋龍角散ビジョン、渋谷の大型ビジョンMIYASHITA PARK前シンクロビジョンにおけるDOOH広告枠買い付けが可能になるとしている。

★9:36  大建工業-続伸 通期最終益予想を上方修正 年間配当予想も増額
 大建工業<7905.T>が続伸。同社は22日9時、22.3期通期の連結純利益予想を従来の58億円から100億円(前期比2.0%増)に、年間配当予想を80円から100円(前期は100円)に上方修正すると発表した。純利益は従来予想の26.3%減から一転して増益を見込む。

 特定子会社であるPacific Woodtech Corporation(以下、RWT)から住宅用構造材製造事業を取得することで合意した。同事業取得に伴い同社はPWTの増資を決定し、PWTは同社の連結子会社から持ち分法適用関連会社となる。これによりPWTの連結除外に伴う持分変動利益を計上することが寄与する。

★9:42  エーアイ-もみ合い 北海道北見バスが音声合成AITalkを導入
 エーアイ<4388.T>がもみ合い。同社は21日、北海道北見バスへ音声合成ソフト「AITalk声の職人 クラウド版」が導入されたと発表した。

 北海道北見バスは北見バスターミナル内における発車自動案内音声の作成として「AITalk 声の職人 クラウド版」を導入し、これまでの人の声による放送から音声合成による発車案内放送を実施している。

★9:46  三菱商事-大幅反落 豪クイーンズランド州の資源税引き上げを嫌気か
 三菱商事<8058.T>が大幅反落。オーストラリア・クイーンズランド(QLD)州のキャメロン・ディック財務相が21日に、同州政府の2022~23年度予算案を発表したことが嫌気されているもよう。

 22日付けのNNA ASIA報道によれば、同州は予算案の中で資源ロイヤルティー(生産賦課金)率を10年ぶりに引き上げたという。日本企業はこれに反発しているとした。

 同社は豪州で原料炭事業を行っており、資源税引き上げを受けて売りが集まっているようだ。同じく豪州で石炭事業を行う双日<2768.T>や、三井松島ホールディングス<1518.T>なども大幅安。

★9:53  ザインエレクトロ-大幅高 V-by-One HS技術がNVIDAの最新世代プロセッサに採用
 ザインエレクトロニクス<6769.T>が大幅高。同社は22日9時、独自技術であるV-by-One HS技術がNVIDAの最新世代G-SYNCプロセッサに採用されたと発表した。

 V-by-One HS技術はテレビや有機ELディスプレイなどで活用されており、高解像度テレビ内部の情報伝送技術における事実上の世界標準となっている。今後もEV化が進む自動車市場における車載カメラのほか、監視カメラ、セキュリティ、複合機、アミューズメント、ロボティクスなど様々な市場において、より広い活用に向けて拡販を続けていくとしている。


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