後場コメント No.3 加賀電、マザーズ指数、チェンジ、ブロドエンタ、四国化、Gunosy

2022/06/24(金) 15:01
★13:53  加賀電子-3日ぶり反発 傘下の加賀デバイスが米半導体企業と販売代理店契約
 加賀電子<8154.T>が3日ぶり反発。同社傘下の加賀デバイス(東京・千代田)は24日に、米国の半導体開発・設計企業のエフィニックスと販売代理店契約を結んだと発表した。

 エフィニックスは半導体のファブレス(工場なし)企業であり、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」や機械学習を含む幅広い需要分野に製品を提供している。エフィニックスとの販売代理店契約により、加賀デバイスは、モバイル機器や産業機器、医療機器向けに書き換え可能な集積回路「FPGA」の販売を強化するとしている。

★13:54  マザーズ指数-大幅高 アークETF7%高を好感 メルカリ11%高
 マザーズ指数が大幅高。23日の米国市場で、マザーズ指数との指数連動性が高いとされる米国のアーク・イノベーションETFが前日比7.1%高と大きく上昇したことが好感されている。
 
 マザーズ指数は前場666.05ポイント(前日比4.8%高)で終えたが、後場に入り一段高。13時17分に672.31ポイント(同5.78%高)まで上昇する場面がみられた。

 足元の指数寄与度では、1位のメルカリ<4385.T>が11%高、2位のビジョナル<4194.T>が12%高、3位のフリー<4478.T>が10%高となっており、東証グロース銘柄の8割が上昇している。

★13:55  チェンジ-大幅高 データサイエンティスト実践経験コースの研修コンテンツを共同開発
 チェンジ<3962.T>が大幅高。同社は23日、ディジタルグロースアカデミア(本社:東京都港区)とクロスコンパス(本社:東京都中央区)と3社共同で、データサイエンティスト実践経験コース「マテリアルズ・インフォマティクス」を開発し、7月より提供を開始すると発表した。

 本コースでは、製造業で年々ニーズが高まる材料開発分野におけるデータ分析・シミュレーションの手法であるマテリアルズ・インフォマティクス(MI)を実践的に学ぶことができる。料金は2日間で160万円(税抜)としている。

★14:00  ブロードエンタープライズ-反発 ソリッドと業務提携契約を締結
 ブロードエンタープライズ<4415.T>が反発。同社は24日8時40分、ソリッド(本社:東京都三鷹市)と業務提携契約を締結し、「B-CUBIC」および「BRO-LOCK」の提供を開始すると発表した。

 ソリッドが主たる事業とする不動産事業にて、同社のマンション向け高速インターネット「B-CUBIC」およびIoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」を、賃貸物件の所有者に紹介、導入提案を行うとしている。

★14:09  四国化成-続落 丸亀・徳島工場の生産設備増強
 四国化成工業<4099.T>が続落。同社は23日、不溶性硫黄を製造する丸亀工場(香川県丸亀市)と、塩素化イソシアヌル酸を製造する徳島工場(徳島県板野郡北島町)の生産設備を増強すると発表した。

 丸亀工場には約45億円を投じて新プラント一式などを建設し、高品質製品の生産技術開発と量産体制を整備する。2024年12月ごろに操業を開始する予定。徳島工場への投資額は16億円で、塩素化イソシアヌル酸の生産能力を1.6倍に拡大させる。こちらの操業は2023年10月ごろに開始する予定としている。

 なお、株価へのポジティブな反応は限定的だ。


★14:16  Gunosy-ストップ安売り気配 インド中銀がフィンテック企業に規制と伝わる
 Gunosy<6047.T>がストップ安売り気配。一部報道で、インド中央銀行がフィンテック企業に規制をかけると報じられたことが嫌気されているもよう。

 同社はインドでデジタルクレジットカードサービス「slice」を提供するGaragePreneurs Internetを持分法適用関連会社化しており、事業への影響を警戒した売りが殺到しているようだ。


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