後場コメント No.3 リンテック、ジャムコ、板硝子、シルバエッグ、全国保証、東邦HD

2022/08/08(月) 15:03
★13:12  リンテック-後場上げ幅拡大 1Q営業益16%減もコンセンサス上回る
 リンテック<7966.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日13時、23.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は53.9億円(前年同期比15.8%減)だったと発表した。市場コンセンサスは50.0億円。米国子会社での買収効果によって増収となった一方、パルプを含む原燃料価格の上昇が響いた。

 なお、1Qの着地がコンセンサスを上回ったこともあり、株価は買いが優勢となっている。

★13:21  ジャムコ-大幅安 1Q営業損益1億円の黒字 売上高は33%減
 ジャムコ<7408.T>が大幅安。同社は5日、23.3期1Q(4-6月)の連結営業損益が1.2億円の黒字(前年同期は1.1億円の赤字)だったと発表した。売上高は同71.1億円(同32.5%減)だった。

 前期の顧客仕様変更に伴う追加売り上げの反動やボーイング787型機の生産調整によりギャレーおよびラバトリーの出荷が減少した。

★13:23  日本板硝子-大幅高 上期最終益を上方修正 1Qは6.3%減
 日本板硝子<5202.T>が大幅高。同社は5日、23.3期上期の連結純利益予想(IFRS)を従来の20.0億円から30.0億円(前年同期比65.1%減)に引き上げると発表した。

 主に販売価格の上昇から建築用ガラス事業を中心に1Q(4-6月)の業績が当初想定を上回ったことから、前回予想を上回る見通し。通期予想は売上高を6500億円から6900億円(前期比14.9%増)に上方修正したものの、原燃料費の高止まりなどを考慮し、各利益については据え置いた。

 23.3期1Q(4-6月)の純利益は23.8億円(前年同期比6.3%減)だった。

★13:36  シルバーエッグ-後場プラス転換 新サービス「OMO レコメンド・ソリューション」提供開始
 シルバーエッグ・テクノロジー<3961.T>が後場プラス転換。同社は8日13時30分に、新サービス「OMOレコメンド・ソリューション」の提供を開始したと発表した。

 「OMOレコメンド・ソリューション」は、これまでECサイトのユーザーに対し提供していたAIによる高精度の商品レコメンド機能を、実店舗の会員顧客(ポイントカード会員など)に対しても提供できるようにしたものという。店舗会員顧客のEC利用の促進や、店舗の再訪率向上、1回あたりの購入点数向上などに効果を発揮するとしている。

★13:39  全国保証-4日ぶり反落 今期連結営業益413億円見込む 単独予想は410億円
 全国保証<7164.T>が4日ぶり反落。同社は5日、23.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は76億円だったと発表した。今期の1Qから連結決算に移行したため、単独決算である前年同期との比較はできない。

 併せて、通期の連結営業利益予想を413億円(単独予想は410億円)にすることも発表した。全国ビジネスパートナー、あけぼの債権回収、みのり信用保証、筑波信用保証の4社の業績などを踏まえた。

 なお、連結予想が単独をやや上回る程度にとどまったこともあり、株価は材料出尽くしで売られている。

★13:41  東邦HD-野村が投資評価引き上げ 自社の強みを活かした戦略が奏功
 東邦ホールディングス<8129.T>が小幅高。野村証券では、自社の強みを活かした戦略が奏功と指摘。投資評価は「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価は2300円→2500円に引き上げた。

 7~9月期以降注目ポイントは価格妥結、付加価値提供型ビジネスの進捗と指摘
ポイントとして、1)医薬品の価格妥結は9月後半に集中的に進むとみている、2)顧客支援システムは、通期会社計初診受付サービスの需要増が追い風、3)取扱卸限定品の受託は7~9月期以降も伸長を見込み、野村予想の上方修正の主要因とした。リモートディテ―リングサービスの提供や、独自開発の低温搬送装置による高精度の低温物流技術が差異化要因として発揮されるとみている。


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