後場コメント No.5 三井物、三井物、ユーシン精機、トヨタ紡織、ミロク情報、佐田建

2023/02/03(金) 15:00
★13:53  三井物産-後場プラス転換 通期最終益を上方修正 期末増配と自社株取得枠拡大も発表
 三井物産<8031.T>が後場プラス転換。同社は3日13時45分、23.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を従来の9800億円から1兆0800億円(前期比18.1%増)に、期末配当予想を65円から70円(前期末は60円)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1兆0136億円。

 原油や米国ガスの想定価格を引き下げた。想定為替レートは1ドル=130.00円(前回予想は137.65円)、1豪ドル=93.00円(同93.26円)とした。

 23.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は8408億円(前年同期比32.8%増)だった。

 なお、同時に自社株取得枠の拡大を発表しており、株価はこちらも好感されている。

★14:00  三井物産-後場プラス転換 自己株取得枠を拡大 上限6000万株→8000万株
 三井物産<8031.T>が後場プラス転換。同社は3日13時45分、自己株式の取得枠を拡大すると発表した。

 2022年11月1日の決議時点では、6000万株・1400億円を取得上限としていた。拡大後は8000万株・2400億円が上限となる。自己株式を除く発行済み株式総数に対する割合は5.2%。

★14:02  ユーシン精機-後場上げ幅拡大 3Q累計営業益5%減も10-12月の増益を好感
 ユーシン精機<6482.T>が後場上げ幅拡大。同社は3日13時30分、23.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が20.2億円(前年同期比4.6%減)だったと発表した。通期計画に対する進ちょくは84.0%。

 ロックダウンの影響により、中国での取出ロボットの販売が減少したことに加え、人件費の増加や海上輸送費の高騰が響いた。
 
 なお、3Q(10-12月)の営業利益は9.4億円(前年同期比22.8%増)となった。直近四半期の業績好調が確認できたことや、通期計画に対する進ちょく率の高さが好感されて、株価は買いで反応している。
 

★14:07  トヨタ紡織-後場急騰 3Q累計営業益33%減 下方修正なし
 トヨタ紡織<3116.T>が後場急騰。同社は3日14時、23.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)は286億円(前年同期比32.6%減)だったと発表した。

 グローバルでの需要回復による増産効果はあったが、主に日本での部品供給問題などによる車種構成の変化や、ロシア事業終了に伴う費用計上などが響いた。

 なお、懸念されていた通期業績予想の下方修正がなかったこともあり、株価は買われる展開となっている。

★14:12  ミロク情報サービス-後場上げ幅拡大 3Q累計営業益42%増 期末配当予想を増額
 ミロク情報サービス<9928.T>が後場上げ幅拡大。同社は3日14時、23.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は53.8億円(前年同期比41.8%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は92.8%。

 2022年4月に販売開始した中堅企業向けのERPシステム「Galileopt DX」を中心に主力ERP製品の販売が好調に推移した。新規顧客へのシステム導入に伴うソフトウェア保守収入が伸長したことなども寄与した。

 併せて、期末配当予想を従来の40円から45円(前期末は45円)に増額することも発表した。

★14:16  佐田建設-後場急騰 通期営業益を上方修正 期末増配へ
 佐田建設<1826.T>が後場急騰。同社は3日14時、23.3期通期の連結営業利益予想を従来の10.3億円から14.9億円(前期比2倍)に、期末配当予想を13円から20円(前期末は13円)に上方修正すると発表した。

 売上高の減少や原材料費などの高騰による採算悪化はあるものの、大型工事の採算改善により、完成工事総利益が増加したことから従来予想を上回る見通し。

 23.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は13.6億円(前年同期比7.7倍)だった。


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