後場コメント No.3 レノバ、高見サイ、パナソニックH、テクノ菱和、アイズ、フリー、MSOL

2023/09/29(金) 15:00
★13:51  レノバ-後場下げ幅拡大 バイオマス発電所2カ所の営業運転開始時期を延期
 レノバ<9519.T>が後場下げ幅拡大。同社は29日11時30分、徳島津田バイオマス発電所(以下、徳島津田)および石巻ひばり野バイオマス発電所(以下、石巻ひばり野)の営業運転開始時期を9月から延期すると発表した。

 長期間の安定稼働に向けたボイラ・タービン設備の最終調整に時間を要しており、徳島津田は12月中に、石巻ひばり野は10月中に運転を開始する予定としている。

★13:56  高見沢サイバネティックス-大幅高 完全人工光型植物工場「AN」導入に協力
 高見沢サイバネティックス<6424.T>が大幅高。同社は29日10時、福井県おおい町にタガヤス(大阪市中央区)が建設中の植物工場に採用された完全人工光型植物工場「AN」導入に伴い、その構成機器、部品の製作および現地設置などに協力すると発表した。

 「AN」は、三菱ケミカルグループ<4188.T>傘下の三菱ケミカルアクア・ソリューションズ(本社:東京都中央区)とクレオテクノロジー(本社:埼玉県比企郡)が共同開発した完全人工光型植物工場システムとなる。定植した苗が栽培室内を自動で循環しながら成長することなどにより、高品質で大型の野菜の生産を実現する。今回、同社は部品および機器製作、組立、現地設置などまで一貫して協力するとしている。

★14:01  パナソニック-4日続落 カナダの先端材料・ナノテクノロジー企業と協業
 パナソニックホールディングス<6752.T>が4日続落。同社傘下のパナソニック インダストリー(以下、パナソニック)は29日、カナダの先端材料・ナノテクノロジー企業であるMeta Materials(ノバスコシア州 以下、Meta)と次世代の透明導電ソリューション創出に向け、設計から量産における戦略的協業を推進すると発表した。

 今回の協業により、Metaの持つ独自メタルメッシュ設計を、パナソニックの独自プロセス技術で具現化することで、透明アンテナ、透明ヒーター、透明電磁波シールドといった、車載・民生機器向けの次世代透明導電ソリューションの創出が可能となり、透明導電フィルム業界のさらなる成長が期待できるとしている。低抵抗・高透過の透明導電フィルムは、フレキシブル太陽電池、次世代通信用スマートウィンドウ、自動車用透明ヒーターといった特に大面積用途におけるニーズが高まっているとのこと。
 
 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★14:09  テクノ菱和-後場プラス転換 通期経常益を上方修正 期末配当も4円増配へ
 テクノ菱和<1965.T>が後場プラス転換。同社は29日14時、24.3期通期の連結経常利益予想を従来の37.0億円から41.5億円(前期比16.7%増)に、期末配当予想を20円から24円(前期末は20円)に上方修正すると発表した。

 好調な受注高を背景に売上高が従来予想を上回る見込み。為替差益などを計上することも寄与する。

★14:10  アイズ-続伸 「aumoマイビジネス」を運営するアウモと業務提携
 アイズ<5242.T>が続伸。同社は28日、実店舗向けマーケティングSaaS「aumoマイビジネス」を運営するアウモ(東京都港区)と業務提携を締結したと発表した。

 BtoBメディア「Business.aumo」に訪れるユーザーに対し、広告媒体資料・マーケティング資料のダウンロードをはじめ、マーケティングセミナーの申込・動画視聴機能を持つ「メディアレーダー」へ導線を図ることで連携するとしている。

★14:19  フリー-反発 freee補助金を提供開始
 フリー<4478.T>が反発。同社は29日、全国の補助金・助成金制度を検索ができる「freee補助金」の提供を開始したと発表した。

 「freee補助金」の提供により、補助金・助成金の情報から自身に最適な情報を一覧で可視化できることから、資金調達に関する情報収集の手間を効率化する。また、ChatGPTなどを活用することで補助金や助成金の情報収集と精査をシステム化することで、圧倒的な情報網羅性と情報の新しさを実現するとしている。今後は公益財団法人や自治体以外の運営する補助金・給付金制度などにも対象を拡大予定としている。

★14:38  MSOL-水戸がレーティング引き下げ 3Qまでの実績を踏まえ業績予想を下方修正
 マネジメントソリューションズ<7033.T>が大幅安。水戸証券では、3Qまでの実績を踏まえ業績予想を下方修正。レーティングを「A」→「B+」に、目標株価を4800円→3600円へ引き下げた。

 水戸では、同社の3Q(5-7月)は2Q(2-4月)と比べると弱い印象があり、営業強化の効果が現れて顧客とのマッチングがスムーズに進んだ2Q期比でみると、そのプラス要因が小さくなったと考えている。また、プロジェクトを進めるうえで外部リソースを多く利用したもようであり、粗利率も低下したと指摘。3Qまでの実績を踏まえ、業績予想を引き下げたとしている。


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