〔Market Flash〕米株市場に対する強気の見方を維持~東海東京

2024/03/01(金) 14:00
【14:00】米株市場に対する強気の見方を維持~東海東京  東海東京調査センターでは、外国株式のマンスリーリポートの中で、市場の行き過ぎた米利下げ期待は足元で修正局面にあるが、一方で、米国の「ソフトランディング」期待などがその修正によるマイナス分を打ち消す以上の勢いを見せていると指摘。いったんは「スピード調整」が入ったほうがむしろ健全とみているものの、大きな値幅調整にはならない可能性があると考えている。東海東京では、「ソフトランディング」に近い着地、そしてインフレ減速の進展に伴う米金利の緩やかな低下という見方に変わりはないとしており、米株市場に対する「強気」の見方を維持している。 【13:35】鉱工業生産は1月を底に回復へ~SMBC日興  SMBC日興証券では、1月の鉱工業生産を受けてリポートしている。1月は一部自動車メーカーの認証不正に起因する工場稼働停止の影響が大きく、前月比-7.5%と2020年8月以来の低水準にまで落ち込んだ。ただ、2月の生産計画は前月比+4.8%、3月は+2.0%となっており、1月を底に緩やかに回復に向かう見込み。ハイテク製品が循環的な回復期にあり、当面は鉱工業生産をけん引するとSMBC日興では考えている。また、年後半には輸出の回復に伴い、生産は増加基調に転じると予想している。 【13:05】住宅・不動産ではアクティビスト動向が当面の注目点か~大和  大和証券では住宅・不動産セクターに関して、アクティビストの動向を注目点に挙げている。外国人株数が過半を占める三井不動産<8801.T>に対してアクティビストが株主提案を行った旨のニュースが出てきており、株主構成から三菱地所<8802.T>、東京建物<8804.T>、平和不動産<8803.T>などにも連想が働く可能性があるとみている。また、高配当利回りや新中計発表期待といった切り口からは、野村不動産<3231.T>、大東建託<1878.T>、積水ハウス<1928.T>、日本空港ビルデング<9706.T>などに注目している。 【10:10】紙パ・ガラ土セクターではセメントが優位~SMBC日興  SMBC日興証券では紙パルプ、ガラス・土石セクターに関して、10-12月期決算を踏まえたサブセクターの選好順位はセメントが優位で変わらずとしている。その他サブセクターについては、横並びと評価している。25.3期に向けては、紙パルプやセメントを中心に、価格改定やエネルギーコスト低下による業績改善の余地で業績モメンタムや株価パフォーマンスに差が出ると予想。また、株主還元や資本政策の変化など、個社のアクションに注目が集まると考えている。 【8:45】寄り前気配はバンナム、JPX、ネクソン、北越コーポが高い気配値  主力株の寄り前気配では、バンナムHD<7832>+7.05%、JPX<8697>+6.95%、ネクソン<3659>+5.19%、北越コーポ<3865>+4.98%、ニッコンHD<9072>+4.00%、太陽誘電<6976>+3.94%、三井E&S<7003>+3.04%、コムシスHD<1721>+2.81%、コクヨ<7984>+2.77%などが高い気配値。  一方、ニフコ<7988>-19.38%、7&I-HD<3382>-9.04%、メディパル<7459>-5.98%、大塚HD<4578>-5.01%、NRI<4307>-4.90%、菱地所<8802>-4.37%、東邦HD<8129>-4.20%、シマノ<7309>-3.95%などが安い気配値となっている。
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