商船三井-3日ぶり反落 シンガポール子会社がケミカル船会社の全株式の取得を完了
商船三井<9104.T>が3日ぶり反落。同社は4日、100%子会社でケミカル船の運航事業を担うMOL Chemical Tankers(シンガポール 以下、MOLCT)が、競争法上の関係当局の承認を取得し、2023年9月末に締結した株式譲渡契約に基づき、2024年3月1日にケミカル船社Fairfield Chemical Carriers(シンガポール 以下、FCC)の全株式を取得したと発表した。
同買収を通じて、MOLCTは、同社が運航する81隻のステンレス多タンクのケミカル船隊に、FCCが運航する36隻を統合することで、世界最大級の船隊規模となるという。同社の強みであるステンレス多タンクのケミカル船を活用した専門性の高い事業を強化するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
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