後場コメント No.1 光・彩、Kudan、yutori、郵船、マクニカHD、アサヒインテック

2024/03/05(火) 15:01
★12:31  光・彩-後場買い気配 前期最終益を上方修正 期末配当予想も増額
 光・彩<7878.T>が後場買い気配。同社は5日11時30分、24.1期通期の純利益予想を従来の0.7億円から0.9億円(前の期比3.3倍)に、期末配当予想を20円から25円に上方修正すると発表した。

 水道光熱費などの製造コストの見直しや削減、労働生産性の向上、徹底した製造原価の圧縮に努めた。円安が続いたことも寄与する。年間配当予想も25円となる。株式分割換算前では50円のため、前期実績の40円に対し実質増配となる。決算発表は15日の予定。

★12:32  Kudan-後場買い気配 エヌビディアのエッジAIプラットフォーム向け「Kudan Visual SLAM」発売
 Kudan<4425.T>が後場買い気配。同社は5日12時、米エヌビディアのエッジAIプラットフォーム「Jetson」向けに、空間・物体認識ソフトウェア「Kudan Visual SLAM」を発売すると発表した。

 「Kudan Visual SLAM」により、エヌビディアの顧客となるロボット・自動運転・デジタルツインなどの開発者は、従来のリモートセンシング技術「Lidar」に加えてカメラを使用する環境においても、同社とエヌビディア双方の製品能力を最大限に引き出して製品開発ができるようになったとしている。

★12:34  yutori-ストップ高買い気配 新ブランド「GULL」 ZOZOTOWN出店へ
 yutori<5892.T>がストップ高買い気配。同社は5日、新ブランド「GULL(ガル)」をZOZO<3092.T>が運営するZOZOTOWN内に出店すると発表した。「GULL」は「Products with urban colors」をコンセプトに、都会的な彩をまとうユニセックスアイテムを展開するとしている。

★12:37  日本郵船-底堅い 米国カリフォルニア州で自動車専用船からの排気ガスを回収・処理
 日本郵船<9101.T>が底堅い。同社は5日、船舶向け排気ガス処理事業会社スタックスエンジニアリング(米カリフォルニア州)と、船舶からの排気ガスを回収・処理する技術の利用契約を締結したと発表した。
 
 カリフォルニア州大気資源局による同州に寄港する船舶に定める排気ガス規制の対象拡大に対応した取り組みであり、同技術により、同国カリフォルニア州に寄港する同社運航の自動車専用船が停泊中に発する排気ガスを2025年1月から回収・処理するとしている。

★12:39  マクニカ-底堅い 新型の空気質センサを開発
 マクニカホールディングス<3132.T>が底堅い。同社は5日、次世代技術「ペロブスカイト太陽電池」ならびに「半固体電池」を用いた新型の空気質センサを開発したと発表した。
 
 同センサは、従来製品よりさらに発電効率を高めた「ペロブスカイト太陽電池」を大面積で実装し発電量を増加させることに成功。また、IoTセンサに必要である長寿命・安全性確立のため、日本ガイシ<5333.T>製の「半固体電池」を採用し、センサ内に実装したとしている。

★12:42  朝日インテック-SMBC日興が新規に「アウトパフォーム」一本のワイヤーから世界を変え続ける
 朝日インテック<7747.T>が軟調。SMBC日興証券では、一本のワイヤーから世界を変え続けるとコメント。投資評価を新規に「1(アウトパフォーム)」とし、目標株価は3700円に設定した。

 ニッチ市場を切り拓く技術力が強みで、主力のPCIガイドワイヤーは世界シェア1位である点に注目している。米国金利の変化、グロース株の調整、症例回復の遅れ、米国シェア見通しの後ずれから株価はレンジで推移したが、米国のPCI市場シェアの継続拡大(23/12末40%→28/6期予50%)、非循環器製品(末梢血管、脳血管、消化器)の収益貢献、新規事業の取組が顕在化する中で、成長ポテンシャルと期待値が株価に織り込まれていくと考えている。カタリストは、(1)米国のPCIガイドワイヤーのシェア拡大、(2)非循環器製品の販売状況、(3)中国市場の成長、(4)M&Aや新規事業などを挙げた。


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