〔Market Flash〕自動車部品ではHEV増の恩恵銘柄を選好~MSMUFG

2024/03/06(水) 14:11
【14:10】自動車部品ではHEV増の恩恵銘柄を選好~MSMUFG  モルガン・スタンレーMUFG証券では自動車部品セクターに関して、強弱材料が混在していると考えている。トップライン成長率の鈍化、上昇する労務費の転嫁の可否、為替動向、持ち合い解消など不透明要素は増加していると指摘。一方で、BEV(電気自動車)シフトの揺り戻しは大半の企業にとって好材料と捉えている。個別では、HEV(ハイブリッド車)販売増の恩恵が大きく独自の差別化要因も有する銘柄として、特に豊田合成<7282.T>とニフコ<7988.T>に注目している。 【13:45】それでも日本株はバリューの相対優位が続く~MSMUFG  モルガン・スタンレーMUFG証券では、日銀のマイナス金利解除期待に伴うバリュー株相場のピークは過ぎたと考えているが、バリューファクター優位の展開は続くと予想している。金融政策正常化期待、東証市場改革、新NISAなどがバリュー株の相対的優位を後押しするとみる一方、3年連続マイナスのグロース株は投資家が敬遠する可能性があると考えている。また、半導体関連銘柄がけん引してもグロース株全体が優位とならない日本株市場においては、グロース株は銘柄の選別が最重要と指摘している。 【13:20】2月の全国コアCPIは前年同月比+2.9%と予想~SMBC日興  SMBC日興証券では、2月の東京都区部コアCPIが前年同月比+2.5%となったことを受けて、3月22日公表予定の2月の全国コアCPIを前年同月比+2.9%と予想している。ただし、食料・エネルギーを除くCPI(東京速報値)が2023年10-12月をピークに前年比伸び率が頭打ちとなっていることから、コアCPIは年末にかけて再び減速していくとみている。政府の物価対策終了により、5月以降はCPIエネルギーによる物価押し上げ圧力が強まる見込み。しかし、全体の物価を押し上げるには至らないとSMBC日興では考えており、物価対策が延長されなくてもコアCPI(全国)が4月に約2年ぶりに2%を割り込む可能性があると指摘している。 【9:55】世界半導体の1月単月の出荷金額は前年同月比15.5%増~SBI  SBI証券では、WSTS(World Semiconductor Trade Statistics:世界半導体市場統計)が公表した1月の出荷統計を受けてリポートしている。1月単月の伸び率は前年同月比+15.5%増となった。12月の+19.0%増からは伸び率が鈍化したが、生成AIの恩恵でMOS MPU、MOS DRAM、NANDフラッシュメモリーなどが高い伸び率を示した。一方で、アナログ、汎用MCUなどが、産業分野や民生分野を中心に在庫調整のマイナス影響が残り、回復が遅れているとのこと。このため、NANDおよびDRAMを除いた出荷金額は+5.3%増と、半導体市場全体の伸び率の+15.5%増を下回ったとSBIでは指摘している。 【8:45】寄り前気配はニチレイ、スタンレ電、TSテック、コカ・コーラが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ニチレイ<2871>+3.67%、スタンレ電<6923>+2.81%、TSテック<7313>+2.46%、コカ・コーラ<2579>+2.43%、USS<4732>+2.12%、ツムラ<4540>+1.90%、ニフコ<7988>+1.86%、博報堂DY<2433>+1.84%、武蔵銀<8336>+1.60%などが高い気配値。  一方、栗田工<6370>-10.01%、ヒロセ電<6806>-9.68%、コナミG<9766>-7.12%、荏原<6361>-4.54%、三井E&S<7003>-3.72%、ディスコ<6146>-3.65%、スズケン<9987>-3.60%、テルモ<4543>-3.41%などが安い気配値となっている。
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