コニカミノルタ-底堅い プレシジョンメディシン事業を見直し
コニカミノルタ<4902.T>が底堅い。同社は7日、プレシジョンメディシン事業を展開する米国子会社であるREALM IDxを通じて保有する、創薬支援のための画像解析、医療画像データ分析サービス事業を提供するInvicro(米国)の全持分を、Calyx Services(米国)に譲渡することを、2024年3月6日に代表執行役において決定し、持分譲渡契約を締結したと発表した。
同社は、2017年にプレシジョンメディシン事業へ本格進出していたが、同事業のさらなる成長加速の実現に向けては今後も継続的に成長投資が必要である点に加え、同社の現状の財務状況を考慮した結果、2023年度-2025年度の中期経営計画においてはプレシジョンメディシン事業を非重点事業と位置づけるに至ったという。
これと併せて、REALM IDxの米国株式市場における公開・上場準備については、取りやめることを決定したとしている。
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