前場コメント No.6 商船三井、東洋炭素、ふくおか、ＷＡＳＨハウス、南日銀、クシム
★9:17 商船三井－底堅い ペトロブラスとCTV定期用船契約と新造CTV契約交渉の覚書を締結
商船三井<9104.T>が底堅い。100％子会社でカーゴ・トランスファー・ベッセル（以下CTV）を保有・運航するＳｅａＬｏａｄｉｎｇ（ノルウェー）が、ブラジル国営石油会社のペトロブラスとCTV「SeaLoader2」の定期用船契約を締結したと発表した。併せて、両社は2024年内にCTV新造船契約交渉に着手することも発表した。
同社グループは、従来のシャトルタンカーによる原油転送時に比べCO2排出量とコストを大幅に削減できるCTVの今後のさらなる普及を目指し、ペトロブラスやその他石油メジャーとの協業を強化しており、原油生産・貯蔵から積み出しに至るまでのサプライチェーンにおける効率化と環境負荷低減を進めていくとしている。
商船三井<9104.T>が底堅い。100％子会社でカーゴ・トランスファー・ベッセル（以下CTV）を保有・運航するＳｅａＬｏａｄｉｎｇ（ノルウェー）が、ブラジル国営石油会社のペトロブラスとCTV「SeaLoader2」の定期用船契約を締結したと発表した。併せて、両社は2024年内にCTV新造船契約交渉に着手することも発表した。
同社グループは、従来のシャトルタンカーによる原油転送時に比べCO2排出量とコストを大幅に削減できるCTVの今後のさらなる普及を目指し、ペトロブラスやその他石油メジャーとの協業を強化しており、原油生産・貯蔵から積み出しに至るまでのサプライチェーンにおける効率化と環境負荷低減を進めていくとしている。
★9:28 東洋炭素－大和が投資判断を引き上げ SiCの成長がシリコンの伸び悩みを補う
東洋炭素<5310.T>が堅調。大和証券では、SiCの成長がシリコンの伸び悩みを補うと予想。投資判断は「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は4500円→8600円に引き上げた。
大和では24/12期連結業績を売上高535億円（前期比9％増）、営業利益115億円（同24％増）と予想。シリコン関連製品は半導体需要低迷の影響から、伸び悩みの状況が継続するとみている。一方、SiC関連製品については、これまで実施してきた設備投資の一部が効果として現れ、トップラインの上昇が期待されるほか、年後半からは本格的な伸長を想定。中期経営計画でSiC関連製品の伸長や収益性向上の方向性が確認できたことは、ポジティブに捉えている。成長加速が確認できればバリュエーションが切り上がる可能性があり、今後の展開に期待している。
東洋炭素<5310.T>が堅調。大和証券では、SiCの成長がシリコンの伸び悩みを補うと予想。投資判断は「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は4500円→8600円に引き上げた。
大和では24/12期連結業績を売上高535億円（前期比9％増）、営業利益115億円（同24％増）と予想。シリコン関連製品は半導体需要低迷の影響から、伸び悩みの状況が継続するとみている。一方、SiC関連製品については、これまで実施してきた設備投資の一部が効果として現れ、トップラインの上昇が期待されるほか、年後半からは本格的な伸長を想定。中期経営計画でSiC関連製品の伸長や収益性向上の方向性が確認できたことは、ポジティブに捉えている。成長加速が確認できればバリュエーションが切り上がる可能性があり、今後の展開に期待している。
★9:29 ふくおかＦＧ－大和が目標株価を引き上げ 良好な営業地盤や政策変更期待も
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が大幅続伸。大和証券では、良好な営業地盤や政策変更期待に注目。投資判断は「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は3800円→4300円に引き上げた。
2023年度通期の連結当期純利益は前年度比2.0倍の620億円と銀行目標615億円の超過達成を予想。足元の利益進捗は高いが、第4四半期では大規模な債券入替え(損切り)が実施され、利益上振れを抑える見通し。一方、円債の含み損は大きく縮小すると想定している。今期予想配当利回りは2.86％と他の大手地銀並みの水準だが、強力な政府支援のもと九州の半導体産業の拡大で株価のPERが押し上げられると期待。他、期末配当取りに加え、3月18日からの日銀決定会合での政策変更期待と目先の株価サポート要素も豊富とみている。
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が大幅続伸。大和証券では、良好な営業地盤や政策変更期待に注目。投資判断は「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は3800円→4300円に引き上げた。
2023年度通期の連結当期純利益は前年度比2.0倍の620億円と銀行目標615億円の超過達成を予想。足元の利益進捗は高いが、第4四半期では大規模な債券入替え(損切り)が実施され、利益上振れを抑える見通し。一方、円債の含み損は大きく縮小すると想定している。今期予想配当利回りは2.86％と他の大手地銀並みの水準だが、強力な政府支援のもと九州の半導体産業の拡大で株価のPERが押し上げられると期待。他、期末配当取りに加え、3月18日からの日銀決定会合での政策変更期待と目先の株価サポート要素も豊富とみている。
★9:34 ＷＡＳＨハウス－ストップ高買い気配 トコジラミの被害急増に関する報道を材料視か
ＷＡＳＨハウス<6537.T>がストップ高買い気配。時事通信は7日、殺虫剤メーカーに寄せられるトコジラミの相談が昨年から急増していると報じた。記事によると、最近はピレスロイド系という一般的な薬剤に抵抗性を持つ「スーパートコジラミ」が報告されることも多く、家庭で不安が募っているとしている。
寝具や衣服などの洗濯目的でコインランドリーの利用機会が増えるとの思惑から、コインランドリーを展開する同社に買いが殺到している。
ＷＡＳＨハウス<6537.T>がストップ高買い気配。時事通信は7日、殺虫剤メーカーに寄せられるトコジラミの相談が昨年から急増していると報じた。記事によると、最近はピレスロイド系という一般的な薬剤に抵抗性を持つ「スーパートコジラミ」が報告されることも多く、家庭で不安が募っているとしている。
寝具や衣服などの洗濯目的でコインランドリーの利用機会が増えるとの思惑から、コインランドリーを展開する同社に買いが殺到している。
★9:35 南日本銀行－急騰 期末5円増配へ 記念配実施 自己株消却も発表
南日本銀行<8554.FU>が急騰。同社は6日、24.3期の期末配当予想を従来の25円から30円（前期末は25円）に引き上げると発表した。創業110周年を迎えたことから、記念配当5円を実施する。年間配当予想も同額となる。
併せて、17万9940株の自己株式を消却することも発表した。消却予定日は3月19日。消却前の発行済み株式総数に対する割合は2.22％となる。
南日本銀行<8554.FU>が急騰。同社は6日、24.3期の期末配当予想を従来の25円から30円（前期末は25円）に引き上げると発表した。創業110周年を迎えたことから、記念配当5円を実施する。年間配当予想も同額となる。
併せて、17万9940株の自己株式を消却することも発表した。消却予定日は3月19日。消却前の発行済み株式総数に対する割合は2.22％となる。
★9:37 クシム－大幅高 韓国のeスポーツ関連プラットフォーム運営会社と業務提携
クシム<2345.T>が大幅高。同社は6日、子会社で暗号資産交換所「Zaif」を運営するＺａｉｆは、ブロックチェーンを活用したeスポーツのオンライントーナメントプラットフォーム「MIRACLE PLAY」を運営するＳｅｖｅｎｌｉｎｅＬａｂｓ（韓国）と業務提携契約を締結したと発表した。
同提携により、「Zaif」は、韓国のゲーム市場に精通するＳｅｖｅｎｌｉｎｅＬａｂｓを通じて、韓国の有力ゲームタイトルコインの紹介を受け、Zaifに上場することで収益向上を図るとしている。
クシム<2345.T>が大幅高。同社は6日、子会社で暗号資産交換所「Zaif」を運営するＺａｉｆは、ブロックチェーンを活用したeスポーツのオンライントーナメントプラットフォーム「MIRACLE PLAY」を運営するＳｅｖｅｎｌｉｎｅＬａｂｓ（韓国）と業務提携契約を締結したと発表した。
同提携により、「Zaif」は、韓国のゲーム市場に精通するＳｅｖｅｎｌｉｎｅＬａｂｓを通じて、韓国の有力ゲームタイトルコインの紹介を受け、Zaifに上場することで収益向上を図るとしている。
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