大塚HD-急騰 住友ファーマとのライセンス契約を改定
大塚ホールディングス<4578.T>が急騰。同社は15日、住友ファーマ<4506.T>およびその米国子会社であるSumitomo Pharma America(SMPA)との間で2021年9月に締結したライセンス契約を改定したと発表した。
同社傘下の大塚製薬はm住友ファーマおよびSMPA社と、精神神経領域で開発中の「SEP-363856」、「SEP-4199」、「SEP-378614」、「SEP-380135」の4つの新薬候補化合物について、全世界を対象とした共同開発および販売に関するライセンス契約を締結していたが、同契約改定により、大塚製薬は「SEP-363856」および「SEP-380135」について、全世界における開発、製造および販売を独占的に行う権利を有することになる。一方、2024年1月以降の試験費用は大塚製薬が全額負担するとしている。また契約改定により、最大6億2000万ドルとしていた大塚製薬が住友ファーマに支払うマイルストンは3000万ドルに変更された。
株価は試験費用の増加よりも、マイルストンの減額および世界における開発、製造および販売を独占的に行う権利を有することを好感した買いが優勢となっている。
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