前場コメント No.4 三井住友、フロンティアI、山岡家、チェンジHD、ACCESS、クロスプラス
★9:12 三井住友-3日ぶり反発 日銀、マイナス金利解除の見通しと各メディアが報じる
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が3日ぶり反発。日銀が18~19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除する見通しになったと各メディアが報じた。
16日付の日本経済新聞朝刊は、2024年の賃上げ率は5.28%と33年ぶりの高水準となり、2%の物価目標を持続的・安定的に達成できる環境が整ったという。日銀が政策金利を引き上げるのは07年2月以来で17年ぶりになるようだ。また、日銀はマイナス金利政策の解除とあわせて大規模緩和の柱となってきた長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)も撤廃する方針としている。
金融政策修正の期待から、金融株に買いが入っている。みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>、第一生命ホールディングス<8750.T>なども高い。
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が3日ぶり反発。日銀が18~19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除する見通しになったと各メディアが報じた。
16日付の日本経済新聞朝刊は、2024年の賃上げ率は5.28%と33年ぶりの高水準となり、2%の物価目標を持続的・安定的に達成できる環境が整ったという。日銀が政策金利を引き上げるのは07年2月以来で17年ぶりになるようだ。また、日銀はマイナス金利政策の解除とあわせて大規模緩和の柱となってきた長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)も撤廃する方針としている。
金融政策修正の期待から、金融株に買いが入っている。みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>、第一生命ホールディングス<8750.T>なども高い。
★9:18 フロンティアI-売り気配 通期営業益を下方修正 3Q累計は26%減
フロンティアインターナショナル<7050.T>が売り気配。同社は15日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の17.4億円から12.0億円(前期比36.0%減)に下方修正すると発表した。
低採算案件が生じたことと、上期から平均5%のベースアップやM&Aに向けた戦略的投資などにより一時的に採算性が悪化したことを踏まえた。
3Q累計の連結営業利益は11.3億円(前年同期比25.8%減)となった。低採算の案件の発生、戦略的投資実施のほか、いくつかの案件でトラブルなどが発生したことが響いた。
フロンティアインターナショナル<7050.T>が売り気配。同社は15日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の17.4億円から12.0億円(前期比36.0%減)に下方修正すると発表した。
低採算案件が生じたことと、上期から平均5%のベースアップやM&Aに向けた戦略的投資などにより一時的に採算性が悪化したことを踏まえた。
3Q累計の連結営業利益は11.3億円(前年同期比25.8%減)となった。低採算の案件の発生、戦略的投資実施のほか、いくつかの案件でトラブルなどが発生したことが響いた。
★9:25 丸千代山岡家-新高値 今期営業益11%増見込む 1株を2株に分割
丸千代山岡家<3399.T>が新高値。同社は15日、25.1期通期の連結営業利益予想を22.8億円(前期比10.5%増)に、年間配当予想を5円にすると発表した。
経営ビジョンである300店舗の出店と47都道府県への店舗展開の実現に向けて、QSC(商品の品質、サービス、清潔さ)向上、人材採用と育成などに関する各課題へ取り組む。
24.1期通期の連結営業利益は20.6億円(前の期比4倍)だった。会社計画18.0億円を上回った。コロナ禍の収束に伴う人流の増加などにより、来店客数が対前期比130%台を維持した。一部商品の価格改定を実施し、コスト管理と業務効率化の取り組みを行ったことも寄与した。
併せて、株式分割を行うことも発表した。4月30日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。株式分割を実施した後も、現行の株主優待制度を継続するとしている。
丸千代山岡家<3399.T>が新高値。同社は15日、25.1期通期の連結営業利益予想を22.8億円(前期比10.5%増)に、年間配当予想を5円にすると発表した。
経営ビジョンである300店舗の出店と47都道府県への店舗展開の実現に向けて、QSC(商品の品質、サービス、清潔さ)向上、人材採用と育成などに関する各課題へ取り組む。
24.1期通期の連結営業利益は20.6億円(前の期比4倍)だった。会社計画18.0億円を上回った。コロナ禍の収束に伴う人流の増加などにより、来店客数が対前期比130%台を維持した。一部商品の価格改定を実施し、コスト管理と業務効率化の取り組みを行ったことも寄与した。
併せて、株式分割を行うことも発表した。4月30日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。株式分割を実施した後も、現行の株主優待制度を継続するとしている。
★9:25 チェンジ-大幅高 SBIHDが同社株式を追加取得 上限361万5300株
チェンジ<3962.T>が大幅高。SBIホールディングス<8473.T>は15日、同社株式を追加で取得すると発表した。
取得株数は上限361万5300株。議決権に対する比率は最大5.00%となる。取得期間は2024年3月11日から6月28日。
チェンジ<3962.T>が大幅高。SBIホールディングス<8473.T>は15日、同社株式を追加で取得すると発表した。
取得株数は上限361万5300株。議決権に対する比率は最大5.00%となる。取得期間は2024年3月11日から6月28日。
★9:38 ACCESS-新高値 今期営業黒字転換見込む 前期は赤字幅縮小
ACCESS<4813.T>が新高値。同社は15日、25.1期通期の連結営業損益予想を5.0億円の黒字に、配当予想を未定(前期は無配)にすると発表した。
今期以降、ロイヤリティ・ライセンスビジネスを主体とするネットワーク事業は損益分岐点を超えれば、売上高の成長に伴い急速に収益性が改善していくことが見込まれる。同事業の成長がけん引する形で連結営業利益が成長し、営業利益率も急改善する見通し。
24.1期通期の連結営業損益は1.1億円の赤字(前年同期は17.1億円の赤字)だった。会社計画3.5億円の赤字を上回った。自社製品を搭載した最終製品の出荷台数にかかるロイヤリティ収入が想定より上振れた。各種費用の低減なども寄与した。
ACCESS<4813.T>が新高値。同社は15日、25.1期通期の連結営業損益予想を5.0億円の黒字に、配当予想を未定(前期は無配)にすると発表した。
今期以降、ロイヤリティ・ライセンスビジネスを主体とするネットワーク事業は損益分岐点を超えれば、売上高の成長に伴い急速に収益性が改善していくことが見込まれる。同事業の成長がけん引する形で連結営業利益が成長し、営業利益率も急改善する見通し。
24.1期通期の連結営業損益は1.1億円の赤字(前年同期は17.1億円の赤字)だった。会社計画3.5億円の赤字を上回った。自社製品を搭載した最終製品の出荷台数にかかるロイヤリティ収入が想定より上振れた。各種費用の低減なども寄与した。
★9:40 クロスプラス-大幅安 今期営業益33%減見込む 前期は9.8倍
クロスプラス<3320.T>が大幅安。同社は15日、25.1期通期の連結営業利益予想を12.0億円(前期比33.2%減)にすると発表した。アパレル卸売で商品力強化に注力するほか、非アパレル事業では、服飾雑貨やコスメを強化するとともに、新たに介護商品開発にも注力するとしている。
24.1期の連結営業利益は18.0億円(同9.8倍)だった。
アパレル卸売において、価格転嫁の継続とともに、素材や機能面で付加価値を高めた自社NB商品の販売が年間を通じて安定していたことや、アセアンでの計画生産比率の上昇による仕入原価の低減により、売上総利益率の改善が継続したことが寄与した。
クロスプラス<3320.T>が大幅安。同社は15日、25.1期通期の連結営業利益予想を12.0億円(前期比33.2%減)にすると発表した。アパレル卸売で商品力強化に注力するほか、非アパレル事業では、服飾雑貨やコスメを強化するとともに、新たに介護商品開発にも注力するとしている。
24.1期の連結営業利益は18.0億円(同9.8倍)だった。
アパレル卸売において、価格転嫁の継続とともに、素材や機能面で付加価値を高めた自社NB商品の販売が年間を通じて安定していたことや、アセアンでの計画生産比率の上昇による仕入原価の低減により、売上総利益率の改善が継続したことが寄与した。
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