三井化学-8日続伸 廃プラ分解油によるケミカルリサイクル製品の製造開始
三井化学<4183.T>が8日続伸。同社は22日、廃プラスチックを原料とした熱分解油(以下、廃プラ分解油)を、同社大阪工場のクラッカーへ投入し、マスバランス方式によるケミカルリサイクル由来の誘導品の製造・販売を開始したと発表した。
マスバランス方式は「原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料がそうでない原料と混合される場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性の割り当てを行う手法」だという。
同社グループは認証制度として欧州で広く採用されているISCC PLUS認証に基づき、マスバランス方式によるケミカルリサイクル製品を市場展開していく予定だとしている。
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