前場コメント No.1 IHI、紀文食品、イシン、双信電、タキヒヨー、ACSL

2024/03/26(火) 11:34
★9:00  IHI-買い気配 来期営業黒字1100億円へ 米エンジン損失なし=日経
 IHI<7013.T>が買い気配。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社の25.3期の連結営業損益(IFRS)が約1100億円の黒字になる見通しと報じた。

 記事によれば、米社製航空エンジンの品質問題で800億円の赤字になる今期から一転し、来期は最高益になるもよう。ほかの航空エンジンやボイラーなどの販売が伸びるようだ。今後は同エンジン問題の影響が残るキャッシュフローの確保と株主還元の拡大が注目されるとしている。

★9:00  紀文食品-買い気配 マルハニチロと資本業務提携
 紀文食品<2933.T>が買い気配。同社は25日、マルハニチロ<1333.T>との間で資本業務提携契約を締結し、マルハニチロが同社株式を取得すると発表した。

 マルハニチロが紀文食品の筆頭株主であった保芦將人氏より紀文食品株式を相続した3名の相続人および第2位株主(2023年9月末日時点。)である紀鳳産業との間で、25日付で普通株式226万1200株(発行済株式総数の9.90%)を取得する株式譲渡契約を締結、同日の東京証券取引所の立会外取引で譲り受けるとしている。

★9:01  イシン-2日目は売り気配/東証グロース上場 寄り前2200円
 3月25日に新規上場したイシン<143A.T>は2日目は一転して売り気配で始まった。公開価格の2.3倍となる2484円で、差し引き約10万株の売り越し。直前の寄り前気配は2200円前後だった。
 同社は3月25日に東京証券取引所のグロース市場に上場したが、買い越しのまま初値が付かなかった。きょうは約定代金の即日徴収、自己売買部門の初値買い禁止――の規制が入っている。

★9:01  双信電機-買い気配 兄弟会社の釜屋電機が1株480円でTOB 上場廃止へ
 双信電機<6938.T>が買い気配。同社親会社の華新科技(ウォルシン・テクノロジー)の子会社である釜屋電機は25日、同社に対して株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。

 TOBの買付価格(普通株式)は1株につき480円、買付期間は3月26日~5月9日。買付予定数は886万7375株。下限は202万7024株。上限は設けない。TOB成立後は、一連の手続きを経て同社株は上場廃止となる予定。

 同社も同日、TOBについて賛同の意見を表明するとともに、株主に対して同公開買い付けへの応募を推奨すると発表した。

★9:01  タキヒヨー-買い気配 前期営業益を上方修正 増配も発表
 タキヒヨー<9982.T>が買い気配。同社は25日、24.2期の連結営業利益予想を従来の4.0億円から6.9億円(前期比7.3倍)に上方修正すると発表した。

 コロナ禍の鎮静化による外出機会の増加を主因とし、衣料品市況が回復傾向で推移した。ほか、コスト高騰を価格転嫁するとともに、適正な採算を確保する営業スタンスを徹底したことにより、売上総利益率が改善したことを踏まえた。

 併せて24.2期通期の期末配当予想を10円から15円(23.3期末は10円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は25円(前期は20円)となる。

★9:01  ACSL-買い気配 日本郵便と共同開発のドローン 4月以降の承認申請めざす
 ACSL<6232.T>が買い気配。同社は25日、日本郵政<6178.T>傘下の日本郵便と共同開発した物流専用の新型ドローンにより、兵庫県豊岡市において荷物の配送を実施したと発表した。

 実施期間は3月4日~21日。新型ドローンは従来機に比べてペイロード(搭載可能な荷物の重量)と航続可能距離が大幅に増加したことが特徴。4月以降の早期に、新型ドローンの第一種型式認証申請をめざすとしている。


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