前場コメント No.1 SANKOMF、岩谷産、カウリス、情報戦略テク、FDK、エネチェンジ

2024/03/28(木) 11:32
★9:00  SANKO MF-売り気配 CBおよび新株予約権で7億円調達 運転資金などに充当
 SANKO MARKETING FOODS<2762.T>が売り気配。同社は27日、EVO FUNDを割当先とする第三者割当により、第2回無担保転換社債型新株予約権付社債(転換価額修正条項付、CB)および第6回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行を行うと発表した。

 CBの払込期日は4月12日。発行総数は40個(潜在株式数は当初転換価額で121万7280株)。当初転換価額は164.3円。下限転換価額は86.5円。

 新株予約権の割当日は4月12日。発行総数は3万個(潜在株式数300万株)。
 
 差引手取概算額として合計で6億8957万6000円を調達し運転資金などに充当する。希薄化割合は16.04%。

★9:00  岩谷産業-買い気配 液化水素の2工場新設 バスや発電向け需要 生産2倍に=日経
 岩谷産業<8088.T>が買い気配。28日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2027年までに約500億円を投じ、川崎市と愛知県豊田市に液化水素の製造拠点を新設すると報じた。

 記事によれば、水素は使用時に二酸化炭素(CO2)を排出しないため、バスやフォークリフトの動力源として活用が広がるという。新たに2拠点を設けることで、生産能力は約2倍の年間2.4億ノルマル立方メートル程度に増えるようだ。発電など用途の広がりを見据えて、国内で水素を生産できるサプライチェーン(供給網)を整えるとしている。

★9:00  カウリス-買い気配スタート/東証グロース上場 寄り前は2500円
 法人向けクラウド型不正アクセス検知サービスの提供などを行うカウリス<153A.T>はきょう、東京証券取引所のグロース市場に上場した。公開価格1530円の買い気配で始まり、差し引き約78万株の買い越し。直前の寄り前気配は2500円前後だった。

 主幹事はSBI証券、大和証券で、公開株数は182万9300株。法人向けクラウド型不正アクセス検知サービス「Fraud Alert(フロードアラート)」を提供している。

★9:01  情報戦略テク-買い気配スタート/東証グロース上場 寄り前は700円
 大手企業向けDX内製支援サービスなどを行う情報戦略テクノロジー<155A.T>はきょう、東京証券取引所のグロース市場に上場した。公開価格460円の買い気配で始まり、差し引き約52万株の買い越し。直前の寄り前気配は700円前後だった。

 主幹事はみずほ証券で、公開株数は238万0500株。大手企業向けシステム開発中堅。多重下請け構造からの脱却を掲げており、IT(情報技術)コンサルティングからシステム開発までを一気通貫でサービス提供している。

★9:01  FDK-買い気配 通期経常益を上方修正 営業外損益が好転
 FDK<6955.T>が買い気配。同社は27日、24.3期通期の連結経常利益予想を従来の4.0億円から6.0億円(前期比29.5%減)に上方修正すると発表した。

 電池事業のニッケル水素電池と電子事業の各種モジュールの売り上げが想定より減少した。一方、経常利益は経費削減や販売価格の見直し、受取利息や為替差益などの営業外損益の好転により従来予想を上回る見通し。営業利益、純利益の見通しは据え置いた。

★9:01  エネチェンジ-売り気配 今期売上高予想を未定に 前期有報の提出期限延長申請を検討
 ENECHANGE<4169.T>が売り気配。同社は27日、24.12期通期の連結売上高予想を従来の100億円から未定に修正すると発表した。

 同日に外部調査委員会の設置、および23.12期有価証券報告書の提出期限延長申請を検討することを発表。EV充電インフラ1号を同社の連結範囲に含めるための対応を行うこととした。これにより今期業績予想の前提条件に関して再検討が必要であることから、調整後営業利益の黒字化の見通しを含む業績予想を未定にするとしている。


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