しまむら-売り気配 今期営業益2%増見込むもコンセンサス予想下回る
しまむら<8227.T>が売り気配。同社は4月1日、25.2期通期の連結営業利益予想を564億円(前期比1.9%増)に、年間配当予想を190円(前期は280円)にすると発表した。市場コンセンサスは581億円。
主力のしまむら事業において、PBとJBの高価格帯商品の拡充、陳列・演出・販売技術の向上、顧客管理システムを活用したデジタル販促の強化といった施策の実行により、既存店の売上向上につなげるとしている。
24.2期通期の連結営業利益は553億円(前の期比3.8%増)だった。中期経営計画の最終年度として、商品力と販売力の強化などを行った結果、全事業セグメントが増収で着地した。
併せて、24.2期の期末配当を従来予想の140円に対し150円に決定したことも発表した。
株価は今期の見通しがコンセンサスを下回ったことが嫌気されて売りの反応となっている。
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