NANO MRNA-売り気配 論文に関するリリースの一部表現に対しコメント
NANO MRNA<4571.T>が売り気配。同社は3日、同日公開された論文に関するプレスリリースの中に、「mRNA ワクチンは脂質ナノ粒子(LNP)などの殻でくるまれて投与されているが、そのLNPが副次的有害事象を発生させている可能性が高い。」とする表現は、LNPの生物学な性質について誤解を招く可能性があるとコメントした。
上記の表現は、コロナ禍に先行して開発されたワクチン接種でみられた副次的作用の原因のひとつの可能性を述べたものだという。この副次的作用は、同時に接種されたmRNAおよびそのmRNAから発現したウイルスタンパク質などによる複合的な作用と考えている。
なお、LNPは脂質ナノ粒子の総称であり、脂質の組み合わせによりさまざまな生物活性を示すものが知られており、現在も安全性を含めて改善されているとした。
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