前場コメント No.8 ジオコード、ツインバード、ダイケン、3Dマトリックス、力の源HD、三菱電

2024/04/08(月) 11:33
★9:49  ジオコード-4日ぶり反発 前期営業損益を下方修正も悪材料出尽くし
 ジオコード<7357.T>が4日ぶり反発。同社は5日、24.2期通期の営業損益予想を従来の1000万円の黒字から500万円の赤字(前の期は9700万円の黒字)に下方修正すると発表した。

 1Qに計上した、23.2月期決算に係る不正事案に関する調査費用および会計監査費用などが響いた。
 
 なお、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★9:50  ツインバード-もみ合い 前期営業益を下方修正 新製品の市場導入遅延が響く
 ツインバード工業<6897.T>がもみ合い。同社は5日、24.2期通期の連結営業利益予想を従来の3.0億円から1.1億円(前の期比2.7倍)に下方修正すると発表した。

 4Qにおいて、新生活向け冷蔵庫・洗濯機など一部の新製品の市場導入が計画より遅れたため、売上高が当初予想から未達となる見込みであることを踏まえた。

★9:51  ダイケン-反落 今期営業益27%増見込むも材料出尽くし
 ダイケン<5900.T>が反落。同社は5日、25.2期通期の営業利益予想を5.7億円(前期比27.2%増)に、年間配当予想を17円(前期は15円)にすると発表した。
 
 建築関連製品事業においては、ニーズに対応することで需要を獲得していくとともに、新たなサービスを付加することで従来獲得できなかった需要の獲得に取り組む。また、不動産賃貸事業においては、各物件の入居率を高めるべく需要獲得に努めるとともに、物件の稼働状況を高い水準で維持できるよう、居住者のニーズに合わせた補修や設備投資に取り組むとしている。

 24.2期通期の営業利益は4.5億円(前年同期比4.0%増)だった。
 
 SNSを活用した情報発信、全国の展示会への積極参加のほか、生産の合理化や設備投資により省力化を進めていくとともに、物流の最適化へも取り組んだことが寄与した。
 
 なお、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:52  3Dマトリックス-反発 止血材ピュアスタット 胃外科領域への適応拡大に向け研究開始
 スリー・ディー・マトリックス<7777.T>が反発。同社は5日、自己組織化ペプチド技術を用いた吸収性局所止血材「ピュアスタット」について、胃外科領域への適応拡大に向けた医師主導特定臨床研究を開始したと発表した。

 ピュアスタットは、日本では消化器内視鏡治療における止血鉗子(かんし)による焼灼(しょうしゃく)回数の低減を目的として使用されている。一方で胃外科領域においても、液状型止血材であり腹腔鏡下でも経カテーテル的に容易に適用ができる、また透明であり止血部位を視認できるなどの高い臨床ニーズが見込まれるとしている。

★9:52  力の源HD-急騰 3月度の国内既存店売上高14%増 全店は17%増
 力の源ホールディングス<3561.T>が急騰。同社は5日、3月度の国内既存店売上高は前年同月比14.2%増だったと発表した。全店は同16.5%増となった。

★9:53  三菱電機-反発 配電用変圧器事業を日立産機システムに譲渡
 三菱電機<6503.T>が反発。同社は5日、同社のFA制御機器などの開発・生産を行う名古屋製作所で製造する配電用変圧器事業を、日立製作所<6501.T>傘下の日立産機システムに譲渡し、両社の事業を統合することに合意したと発表した。
 
 両社の保有する技術・資産の統合により、エネルギー効率の改善や、より環境にやさしいプロダクトの開発と提供を通じ事業価値を高めることが、日本に求められる高度な送配電網の実現や、日本政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル」への貢献に最適との両社の経営判断に基づき、今回の合意に至ったとしている。


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