コーナン商事-4日ぶり反落 前期営業益を上方修正も成長鈍化を懸念
コーナン商事<7516.T>が4日ぶり反落。同社は8日、24.2期の連結営業利益予想を従来の229億円から240億円(前の期比9.0%増)に上方修正すると発表した。
ホームセンター業態やPRO業態の既存店売上高が計画を上回り順調に伸びたことに加え、節電への取り組みを推進したことによる水道光熱費の減少など販管費が当初計画を下回ったことを踏まえた。
なお、3Q累計の営業利益は204億円、修正前の計画に対する進ちょく率は89.0%となっており、通期の上振れは濃厚とみられていた。1Qが82億円、上期が156億円(74億円の積み増し)、3Q累計は204億円で48億円の積み増しとなっており、上方修正した数値で着した場合でも、4Qは36億円の積み増しにとどまる。成長鈍化への懸念から、株価は売りが優勢となっている。
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