前場コメント No.4 レイ、イオンモール、日本化、USMH、ヒマラヤ、ソフトバンクG

2024/04/10(水) 11:30
★9:12  レイ-急騰 前期営業益を上方修正 受注が堅調に推移
 レイ<4317.T>が急騰。同社は9日、24.2期の連結営業利益予想を従来の9.0億円から11.5億円(前期比17.7%減)に上方修正すると発表した。
 
 コンサート関連の受注が年間を通して好調であったことから大型映像機材の稼働が高かったことや、3Q以降、大型の展示会やイベントなどが活発に開催され、受注も堅調に推移したことを踏まえた。

★9:12  イオンモール-急落 今期営業益19%増見込むもコンセンサス下回る
 イオンモール<8905.T>が急落。同社は9日、25.2期通期の連結営業利益予想を550億円(前期比18.5%増)に、年間配当予想を50円(前期は50円)にすると発表した。コンセンサス予想は605億円。
 
 海外では新規のモール開店を予定しており、国内でも既存アセットを有効活用し、新たな来店動機の創出と来店頻度の向上を実現するとしている。
  
 24.2期通期の連結営業利益は464億円(前の期比5.5%増)だった。新型コロナ感染症の5類移行により顧客の外出意欲が改善したほか、各種の集客強化策の実施により、国内事業が前の期比で増収増益で着地した。

★9:14  日本化学工業-急騰 前期営業益を上方修正 収益改善策が奏功
 日本化学工業<4092.T>が急騰。同社は9日、24.3期の連結営業利益予想を従来の16.0億円から21.0億円(前期比62.5%増)に上方修正すると発表した。
 
 原材料のサプライチェーンや調達価格の見直し、および全社的なコスト削減などの収益改善策の取り組みが浸透し、前回予想数値を大幅に上回る見通しとなったことを踏まえた。

★9:15  USMH-底堅い 今期営業益23%増見込む 前期は8%増
 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス<3222.T>が底堅い。同社は9日、25.2期通期の連結営業利益予想を85.0億円(前期比23.1%増)に、年間配当予想を16円(前期は16円)にすると発表した。
 
 策定した中計に基づき、商品と店舗の変革、OMOの実現による店舗外収益の拡大、デジタル知財などを活かした新たな領域を対象とするビジネスの展開といった施策を実行していくとしている。

 24.2期通期の連結営業利益は69.1億円(前の期比8.2%増)だった。会社計画の60.0億円から上振れて着地した。売上総利益率の改善や販管費の抑制に努めたことが寄与した。

★9:16  ヒマラヤ-反落 上期累計営業赤字転換 売上総利益率の低下が響く
 ヒマラヤ<7514.T>が反落。同社は9日、24.8期2Q累計(8-1月)の連結営業損益は4200万円の赤字(前年同期は10.3億円の黒字)だったと発表した。上期の会社計画の1.0億円の黒字から下振れて着地した。

 季節的に売上構成比が高まる秋冬物衣料の市場全体における過剰在庫の解消に向けた動きや、スキー・スノーボード用品の値下げなどにより、売上総利益率が低下したことが響いた。

★9:27  ソフトバンクG-続落 米グーグル 英アームの技術採用CPUを発表
 ソフトバンクグループ<9984.T>が続落。米アルファベット傘下グーグルは9日、同社グループで英半導体設計のアームの技術を採用した独自の新CPU「Axion」を発表した。

 同日配信されたロイター通信の記事によれば、Axionはアームベースの汎用チップよりも30%、半導体大手のインテルやアドバンスト・マイクロ・デバイセズが製造する現世代x86チップよりも50%、性能が優れているとしている。

 なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。


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