前場コメント No.5 日ビジシス、イオンFS、Fブラザース、中北製、データSEC、物語コーポ

2024/04/10(水) 11:30
★9:27  日本ビジネスシステムズ-急騰 マイクロソフト、日本でデータセンター4400億円投資と伝わる
 日本ビジネスシステムズ<5036.T>が急騰。米マイクロソフトが日本でデータセンターを拡充すると伝わったことが材料視されているもよう。

 10日付の日本経済新聞朝刊によれば、2年間で29億ドル(約4400億円)を投じ、日本への投資額としては過去最大となるようだ。人工知能(AI)の開発や運用に適した、大量の演算処理ができる最先端の半導体などを組み込むとしている。

 同社はマイクロソフト製品を提供していることから、関連銘柄として買いが入っているようだ。Microsoft Azureのワンストップサービスを提供するブロードバンドタワー<3776.T>も高い。

★9:28  イオンFS-大幅安 今期最終益0.5%増見込む 前期は計画下振れ
 イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が大幅安。同社は9日、25.2期通期の連結純利益予想を210億円(前期比0.5%増)に、年間配当予想を53円(前期は53円)にすると発表した。コンセンサス予想は302億円。
 
 バリューチェーンの革新を通じ、顧客に便利な機能の提供、どこでもサービス利用が可能な環境構築により、イオン生活圏のさらなる拡大に向けて取り組むとしている。

 24.2期通期の連結純利益は209億円(前年同期比31.9%減)だった。会社計画の270億円から下振れて着地した。2Qに連結子会社との経営統合費用を特別損失に計上したことが響いた。

★9:35  ファーストブラザーズ-反発 1Q経常黒字転換 投資銀行事業が伸びる
 ファーストブラザーズ<3454.T>が反発。同社は9日、24.11期1Q(12-2月)の連結経常利益は1.3億円の黒字(前年同期は1.0億円の赤字)だったと発表した。

 投資銀行事業において、保有物件から得られる賃貸収益が着実に伸長した。支払利息や支払手数料など、営業外費用が前年同期比で減少したことも寄与した。

★9:40  中北製作所-大幅安 3Q累計営業益2倍も材料出尽くし
 中北製作所<6496.T>が大幅安。同社は9日、24.5期3Q累計(6-2月)の営業利益は10.6億円(前年同期比2.1倍)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は80.2%。
  
 舶用関連に加え、発電プラント関連においても積極的な営業活動を展開し、受注獲得に努め、修理やメンテナンス関連の部品注文獲得にも注力した結果、3Q累計期間の受注高は前年同期比を上回った。
 
 なお、2Qの決算発表時に通期見通しが上方修正されており、業績への期待は相応に高かった。今回、前年同期比で大幅増益となったものの、再度の上方修正はなく通期見通しは据え置かれたことから、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:42  データセクション-ストップ高買い気配 先端AIデータイノベーション研究所を設立
 データセクション<3905.T>がストップ高買い気配。同社は9日、AIやデータ領域のいっそうの発展をめざし、先端AIデータイノベーション研究所を設立したと発表した。

 同研究所を通じて、同社成長ドライバーとなるビジネスシーズの発掘、社内外に向けた発信による採用活動への寄与、研究やイベントを通じた既存事業への案件創出を行うとしている。

★9:52  物語コーポ-反発 3月度の既存店売上高12%増
 物語コーポレーション<3097.T>が反発。同社は9日、3月度の既存店売上高は速報値で前年同月比11.6%増だったと発表した。全店は同18.1%増となった。


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