後場コメント No.4 東電力HD、東レ、QPS研究、7&I、タカキュー、アイサンテクノロ

2024/04/10(水) 15:01
★13:47  東電HD-新高値 米マイクロソフトが日本に4400億円投資とつたわる 電力関連に買い
 東京電力ホールディングス<9501.T>が新高値。米マイクロソフトが日本でクラウド・コンピューティングと人工知能(AI)インフラの強化を目的に大型投資を行うと伝わったことが材料視されているようだ。

 将来的な電力消費の増加期待から同社株価は年初来高値1053.5円を上回り、1099.0円まで上昇する場面があった。そのほか、九州電力<9508.T>、北海道電力<9509.T>など電力株が軒並み高。九電工<1959.T>、関電工<1942.T>などの電気工事関連にも買いが入っている。

★13:55  東レ-底堅い 海洋生分解する真球状ポリアミド4微粒子を開発
 東レ<3402.T>が底堅い。同社は10日、海洋生分解性をもつ真球状のポリアミド4微粒子を新たに開発したと発表した。同社は環境問題および規制に対応するため、生分解性を有する同微粒子の開発を進めていた。
 
 同微粒子は、化粧品原料として販売に必要な安全性確認や化粧品成分表示名称の取得を完了しており、化粧品メーカーの顧客と協力し少量試作したサンプルの評価を進めているという。今後、子役からのフィードバックを踏まえ、さらなる品質向上と量産体制の構築を進めるとしている。

★14:00  QPS研究所-大幅高 日米が宇宙協力で10日に「重大」発表と伝わる
 QPS研究所<5595.T>が大幅高。時事通信は10日、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が9日の記者会見で、宇宙探査と月面再着陸をめぐり、10日の日米首脳会談で「重大な成果があるだろう」と述べたと報じた。

 記事によれば、両政府は日本人宇宙飛行士を少なくとも2人、月面に着陸させる方向で調整しており、こうした計画に関して発表する可能性があるとしている。

 報道を受けて、宇宙関連銘柄として同社に思惑的な買いが入っている。ispace<9348.T>も高い。

★14:04  セブン&アイ-後場プラス転換 イトーヨーカ堂株の一部売却検討、取締役会で決議=日経
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が後場プラス転換。日本経済新聞電子版は10日13時57分、同社が傘下の総合スーパー(GMS)であるイトーヨーカ堂などのスーパー事業の株式について、一部売却する検討に入ると取締役会で決議したと報じた。
 
 記事によれば、26.2期までに構造改革で利益体質を改善させ、スーパー事業全体の成長に向け外部企業との連携を模索するという。売却比率などは今後詰める計画のようだ。並行して新規株式公開(IPO)を検討していくことも確認したとしている。

★14:13  タカキュー-後場急騰 11日付で監理銘柄(確認中)の指定が解除の見通し
 タカキュー<8166.T>が後場急騰。同社は10日14時、11日付で監理銘柄(確認中)の指定が解除されることになったと発表した。

 同社は現在事業再生計画を進めているが、必要書類を提出したことに伴い、東京証券取引所より、同事業再生計画が適当と認められたことで、上場廃止基準に該当するおそれがなくなったとしている。

★14:13  アイサンテクノロジー-3日続伸 川崎市自動運転実装推進協議会に参画
 アイサンテクノロジー<4667.T>が3日続伸。同社は9日、自動運転の実装に向けた取り組みを多様な主体との連携・共創により推進するため設立された「川崎市自動運転実装推進協議会」に参画したと発表した。
 
 同協議会は、持続可能な地域交通環境の形成に向け、都市部における自動運転バスの実装をめざすとしている。


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