AZ-COM丸和-急落 C&FロジTOB価格引き上げの可能性を懸念か
AZ-COM丸和ホールディングス<9090.T>が急落。同社が5月の公開買い付け(TOB)開始を目指しているC&Fロジホールディングス<9099.T>は10日、同社に対しTOBに関する質問事項を送付したと発表した。
同取引のスケジュールやスキーム、提案の実施に至るまでの経緯、同社代表取締役社長である和佐見勝氏の保有するC&Fロジ株式の取り扱いなど、同取引におけるシナジー・ディスシナジーの具体的な内容及びその経済的インパクト、ならびに取引後の同社の財務リスクやガバナンス体制に関する情報提供を依頼したとしている。
なお、M&A関連の情報を取り扱うMergermarketは9日、C&Fロジが同社の進めるTOBに対し、ホワイトナイトを求めていると報じており、足もとC&Fロジホールディングス<9099.T>の株価はTOB予定価格3000円を上回る3300円付近まで上昇している。
TOB価格の引き上げにより、同社の財務負担が増す可能性があるとの懸念から、きょうは売りが優勢となっている。
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