三陽商会-下げ幅拡大 今期営業益8%増見込む 前期は36%増も計画下振れ
三陽商会<8011.T>が下げ幅拡大。同社は12日11時、25.2期通期の連結営業利益予想を33.0億円(前期比8.3%増)だと発表した。
調達原価の抑制などを継続し、粗利益率63.0%(前期比0.8ポイント改善)をめざすとしている。
24.2期通期の連結営業利益は30.5億円(前の期比36.3%増)だった。暖冬の影響により、上方修正後の計画31.0億円に対しては未達となった。
また、25.2期の年間配当予想を125円(前期は88円)とした。中期経営計画で示したDOE4%の方針に沿ったものとしている。24.2期末の1株当たり純資産3534.09円をもとにDOEを試算した場合、125円では約3.5%となる。
株価は前期着地が想定を下回ったこと、配当について市場の期待に届かなかったことなどから、売りが優勢となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ