前場コメント No.9 寿スピリッツ、ビーウィズ、ID&E、三陽商、菱地所、三菱ケミG
★10:54 寿スピリッツ-新安値 前期売上高は概算28%増 コンセンサスやや下振れ
寿スピリッツ<2222.T>が新安値。同社は11日、24.3期通期の売上高は概算値で640億円(前の期比27.7%増)だったと発表した。4Q(1-3月)は170億円(前年同期比15.0%増)となった。インバウンド対策の強化、季節イベント商戦対策などの事業施策などに取り組んだ結果、売上高が増加したとしている。
なお、売上高は通期の会社計画605億円を上回った一方で、市場コンセンサス644億円を下回った。寄り付きは売りで反応し、需給の悪さもあって下げ幅を広げる展開となっている。
寿スピリッツ<2222.T>が新安値。同社は11日、24.3期通期の売上高は概算値で640億円(前の期比27.7%増)だったと発表した。4Q(1-3月)は170億円(前年同期比15.0%増)となった。インバウンド対策の強化、季節イベント商戦対策などの事業施策などに取り組んだ結果、売上高が増加したとしている。
なお、売上高は通期の会社計画605億円を上回った一方で、市場コンセンサス644億円を下回った。寄り付きは売りで反応し、需給の悪さもあって下げ幅を広げる展開となっている。
★11:09 ビーウィズ-大幅安 3Q累計営業益35%増も進ちょくの遅れを嫌気
ビーウィズ<9216.T>が大幅安。同社は12日、24.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益は20.3億円(前年同期比35.0%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は70.0%。
コロナ案件などを主とするスポット案件の減少や、一部低収益案件の入れ替えを進めていることもあり、下期計画に対する進ちょくは遅れが生じているとしている。大幅増益着地とはなったものの、会社のリリース内容や実際に進ちょく率がやや低めとなっていることなどから、株価は大きく売られている。
ビーウィズ<9216.T>が大幅安。同社は12日、24.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益は20.3億円(前年同期比35.0%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は70.0%。
コロナ案件などを主とするスポット案件の減少や、一部低収益案件の入れ替えを進めていることもあり、下期計画に対する進ちょくは遅れが生じているとしている。大幅増益着地とはなったものの、会社のリリース内容や実際に進ちょく率がやや低めとなっていることなどから、株価は大きく売られている。
★11:15 ID&E-続伸 秋田臨海処理センターエネルギー供給拠点化事業を落札
ID&Eホールディングス<9161.T>が続伸。同社は12日11時、傘下の日本工営エナジ
ーソリューションズがは、秋田県がDBO(設計・施工・運営)方式を採用して公募した秋田県秋田臨海処理センターエネルギー供給拠点化事業を落札したと発表した。落札額は64億138万円。
同事業では、秋田臨海処理センターを拠点としたマイクログリッドを構築し、発電した再生可能エネルギーを蓄電池、エネルギーマネジメントシステム、水素製造利用設備などで需給バランスを調整しながら、公共施設群に再エネ電力を直接供給するという。
ID&Eホールディングス<9161.T>が続伸。同社は12日11時、傘下の日本工営エナジ
ーソリューションズがは、秋田県がDBO(設計・施工・運営)方式を採用して公募した秋田県秋田臨海処理センターエネルギー供給拠点化事業を落札したと発表した。落札額は64億138万円。
同事業では、秋田臨海処理センターを拠点としたマイクログリッドを構築し、発電した再生可能エネルギーを蓄電池、エネルギーマネジメントシステム、水素製造利用設備などで需給バランスを調整しながら、公共施設群に再エネ電力を直接供給するという。
★11:19 三陽商会-下げ幅拡大 今期営業益8%増見込む 前期は36%増も計画下振れ
三陽商会<8011.T>が下げ幅拡大。同社は12日11時、25.2期通期の連結営業利益予想を33.0億円(前期比8.3%増)だと発表した。
調達原価の抑制などを継続し、粗利益率63.0%(前期比0.8ポイント改善)をめざすとしている。
24.2期通期の連結営業利益は30.5億円(前の期比36.3%増)だった。暖冬の影響により、上方修正後の計画31.0億円に対しては未達となった。
また、25.2期の年間配当予想を125円(前期は88円)とした。中期経営計画で示したDOE4%の方針に沿ったものとしている。24.2期末の1株当たり純資産3534.09円をもとにDOEを試算した場合、125円では約3.5%となる。
株価は前期着地が想定を下回ったこと、配当について市場の期待に届かなかったことなどから、売りが優勢となっている。
三陽商会<8011.T>が下げ幅拡大。同社は12日11時、25.2期通期の連結営業利益予想を33.0億円(前期比8.3%増)だと発表した。
調達原価の抑制などを継続し、粗利益率63.0%(前期比0.8ポイント改善)をめざすとしている。
24.2期通期の連結営業利益は30.5億円(前の期比36.3%増)だった。暖冬の影響により、上方修正後の計画31.0億円に対しては未達となった。
また、25.2期の年間配当予想を125円(前期は88円)とした。中期経営計画で示したDOE4%の方針に沿ったものとしている。24.2期末の1株当たり純資産3534.09円をもとにDOEを試算した場合、125円では約3.5%となる。
株価は前期着地が想定を下回ったこと、配当について市場の期待に届かなかったことなどから、売りが優勢となっている。
★11:21 三菱地所-新高値 みずほ証券が2社格上げ 不動産株の上昇率トップに
三菱地所<8802.T>が新高値。みずほ証券が11日付のレポートで、同社の投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価を2100円→3400円へ引き上げたことが材料視されている。
みずほ証券では、住友不動産<8830.T>についても投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価を4000円→6500円へ引き上げた。格上げを手がかりに東京建物<8804.T>や東急不動産ホールディングス<3289.T>などの不動産株が軒並み買われており、東証業種別では不動産が上昇率トップとなっている。
三菱地所<8802.T>が新高値。みずほ証券が11日付のレポートで、同社の投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価を2100円→3400円へ引き上げたことが材料視されている。
みずほ証券では、住友不動産<8830.T>についても投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価を4000円→6500円へ引き上げた。格上げを手がかりに東京建物<8804.T>や東急不動産ホールディングス<3289.T>などの不動産株が軒並み買われており、東証業種別では不動産が上昇率トップとなっている。
★11:27 三菱ケミカルG-3日ぶり反発 設計部材が月面探査車に採用
三菱ケミカルグループ<4188.T>が3日ぶり反発。同社は12日11時、コンプライアントメカニズムを適用して設計を行った樹脂部材が、月面探査車YAOKIに採用されたと発表した。
YAOKIは、ロボット・宇宙開発ベンチャーのダイモン(東京都大田区)が開発中の月面探査車で、2024年中に民間企業としては世界初となる月面探査の実現をめざしているという。
三菱ケミカルグループ<4188.T>が3日ぶり反発。同社は12日11時、コンプライアントメカニズムを適用して設計を行った樹脂部材が、月面探査車YAOKIに採用されたと発表した。
YAOKIは、ロボット・宇宙開発ベンチャーのダイモン(東京都大田区)が開発中の月面探査車で、2024年中に民間企業としては世界初となる月面探査の実現をめざしているという。
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