後場コメント No.1 AIT、スーパーV、三菱電、Globee、IDHD、マテリアルG

2024/04/15(月) 15:00
★12:31  エーアイテイー-後場プラス転換 今期営業益4%増見込む 前期は18%減
 エーアイテイー<9381.T>が後場プラス転換。同社は15日12時、25.2期通期の連結営業利益予想を45.0億円(前期比4.0%増)に、年間配当予想を80円(前期は80円)にすると発表した。

 下期は運賃のかい離幅の影響が軽減される見込みであり、各施策の効果をより強く発現させることで取扱高を大きく伸ばす計画。コストの見直しや削減も継続することで、年度での営業収益の拡大と利益の創出を図るとしている。

 24.2期通期の連結営業利益は43.3億円(前の期比18.1%減)だった。国際貨物の取扱量が低調な推移となった。海上輸送の運賃下落なども響いた。

★12:33  スーパーバリュー-後場急落 前期営業赤字拡大 今期予想は未定
 スーパーバリュー<3094.T>が後場急落。同社は15日11時30分、24.2期の営業損益は22.3億円の赤字(前期は前の期は16.2億円の赤字)だったと発表した。
 
 ロピア加工センターへの集約や店舗オペレーションの見直しなどにより効率化を図った。一方、広告宣伝費や給料および手当て、減価償却費といった販管費が前の期比で増加したこともあり、赤字幅が拡大した。

 25.2期の業績予想は未定とした。不採算店舗対策として、複数店舗の継承を継承先と協議・検討している状況などを踏まえ、現時点で合理的に算定することが困難としている。

★12:41  三菱電機-SMBC日興が目標株価を引き上げ 短期の懸念は長期の期待が支える
 三菱電機<6503.T>が小幅安。SMBC日興証券では、短期の懸念は長期の期待が支えると指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は2500円→2700円に引き上げた。

 構造改革への期待の高まりによって株価ディスカウントは順調に圧縮しつつあると指摘。今後の注目点は、(1)5月下旬に開催予定のIR dayで更に期待を高められるか、(2)コア事業であるFAと空調のボトムアウトと回復度合いの見極めなどを挙げた。特に(1)では、各領域での値上げ ・収益性改善の進捗、自社で決定できる事業収束・撤退の進展、重点成長領域(FA、空調、ビル、パワー半導体)でのプレゼンス向上施策、特に不明瞭なインフラ事業の中計目標達成に向けた具体的な計画、など確認すべき点は多いという。構造改革への期待は、今後も収益性改善や事業再編の進展に伴なって高まることに期待している。

★12:41  Globee-急騰 3Q累計営業益43%増 AI英語教材の有料会員増加など寄与
 Globee<5575.T>が急騰。同社は12日、24.5期3Q累計(6-2月)の営業利益は2.4億円(前年同期比42.7%増)だったと発表した。

 AI英語教材「abceed(エービーシード)」の有料会員数増加による売上高の増加などが寄与した。4Qについては、通期業績予想の利益水準の範囲でマーケティング、コンテンツなどへ先行投資する予定としている。

★12:45  IDHD-3日ぶり反発 前期最終益を上方修正 今期見通しも発表
 IDホールディングス<4709.T>が3日ぶり反発。同社は15日11時30分、24.3期の連結純利益予想を従来の15.2億円から16.6億円(前期比18.4%増)に上方修正すると発表した。利益率の高いDX関連ビジネスの拡大や、円安の影響による為替差益の増加などが寄与した。

 併せて、25.3期通期の連結純利益予想を17.5億円(前期予想比5.4%増)に、年間配当予想を55円(前期予想は50円)にすると発表した。同社は2024年10月20日に創業55周年を迎えることから、普通配当50円に加え、記念配当5円を実施するとしている。

★12:49  マテリアルG-大幅高 上期営業益36%増 PRコンサルティング事業の規模拡大が寄与
 マテリアルグループ<156A.T>が大幅高。同社は12日、24.8期上期(9-2月)の連結営業利益は4.3億円(前年同期35.9%)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は39.6%。
 
 PRコンサルティング事業の規模拡大およびデジタルマーケティング事業の営業利益率改善が寄与した。


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