前引け概況-日経平均は大幅続落 38500円を割り込み800円を超える下落
16日の日経平均は大幅続落。前引けは827円安の38405円。米国株安を嫌気して、寄り付きから400円を超える下落。安く始まった後も下押し圧力の強い地合いが続いた。38700円台からスタートして、心理的節目の38500円近辺では下げ渋った。しかし、ほぼ全面安となって戻りを試す動きも見られない中、前引けにかけては明確に38500円を割り込んで下げ幅を拡大。800円を超える下落で安値引けとなった。リスクオフの様相が強まる中、前日に年初来安値を更新したグロース250指数が2.7%安と大きく下げた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆2900億円。業種別でプラスとなっているのは精密機器のみで、ゴム製品や医薬品が弱い中でも値を保っている。一方、石油・石炭、保険、海運、非鉄金属の4業種は下落率が3%を超えている。水冷モジュールの生産能力拡大を発表したニデック<6594.T>が急伸。反面、今期の営業減益計画が嫌気されたJ.フロント リテイリング<3086.T>が急落している。
日経平均
38405.58 -827.22
先物
38440 -790
TOPIX
2703.20 -50.00
出来高
9.5億株
売買代金
2.29兆円
騰落
上169/下1473
グロース250指数
662.65 -18.10
東証REIT指数
1789.66 +20.35
ドル円
154.36
ユーロ円
163.72
債券
0.865 +0.005
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