前場コメント No.9 ヒトコムＨＤ、ＭｏｎｏｔａＲＯ、アークス、ＰＣＮＥＴ、アクアライン、ＶＲＡＩＮ
★10:42 ヒトコムＨＤ－急落 通期営業益を下方修正 一転減益へ
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433.T>が急落。同社は15日、24.8期通期の連結営業利益予想を従来の43.5億円（前期比3.6％増）から24.5億円（同41.6％減）に下方修正すると発表した。
上期（9-2月）実績が計画を下振れたことや、インバウンドセクターの収益性の改善が当初計画より遅れていること、業績拡大を見込んでいたデジタル営業支援セクターの業績が当初計画を下回る見込みであることなどを踏まえた。
24.8期上期（9-2月）の連結営業利益は12.7億円（前年同期比53.4％減）だった。上期の会社計画19.2億円を下回った。空港グランドハンドリング事業のＦＭＧなどをグループ化することにより大幅に拡大する予定であったインバウンドセクターにおいて、収益化が当初計画より遅れたことが響いた。
ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433.T>が急落。同社は15日、24.8期通期の連結営業利益予想を従来の43.5億円（前期比3.6％増）から24.5億円（同41.6％減）に下方修正すると発表した。
上期（9-2月）実績が計画を下振れたことや、インバウンドセクターの収益性の改善が当初計画より遅れていること、業績拡大を見込んでいたデジタル営業支援セクターの業績が当初計画を下回る見込みであることなどを踏まえた。
24.8期上期（9-2月）の連結営業利益は12.7億円（前年同期比53.4％減）だった。上期の会社計画19.2億円を下回った。空港グランドハンドリング事業のＦＭＧなどをグループ化することにより大幅に拡大する予定であったインバウンドセクターにおいて、収益化が当初計画より遅れたことが響いた。
★10:47 ＭｏｎｏｔａＲＯ－ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き上げ 売上のボトムアウトは見えた
ＭｏｎｏｔａＲＯ<3064.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、自社施策効果はまだでも、売上のボトムアウトは見えたと指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は1800円→2200円に引き上げた。
単体月次売上は1月YoY+13.6％、2月+14.6％、3月+6.6％（営業日調整後+17.2％）。土日も営業する顧客もいるはずなので3月は調整後ほどの強さではない可能性はあるという。しかし1月、2月の平均値でも+14.1％で、前年水準低下の恩恵があるとはいえ増収率はボトムアウトし、会社計画超過の可能性がでてきたとみている。商品仕入先の1社であるトラスコ中山も月次売上は1月+10.2％、2月+10.6％、3月+6.6％。期末需要の可能性もあるが、外部環境の追い風（製造業、設備投資需要等の回復）の気配がでてきたのかもしれないとコメントしている。
ＭｏｎｏｔａＲＯ<3064.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、自社施策効果はまだでも、売上のボトムアウトは見えたと指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は1800円→2200円に引き上げた。
単体月次売上は1月YoY+13.6％、2月+14.6％、3月+6.6％（営業日調整後+17.2％）。土日も営業する顧客もいるはずなので3月は調整後ほどの強さではない可能性はあるという。しかし1月、2月の平均値でも+14.1％で、前年水準低下の恩恵があるとはいえ増収率はボトムアウトし、会社計画超過の可能性がでてきたとみている。商品仕入先の1社であるトラスコ中山も月次売上は1月+10.2％、2月+10.6％、3月+6.6％。期末需要の可能性もあるが、外部環境の追い風（製造業、設備投資需要等の回復）の気配がでてきたのかもしれないとコメントしている。
★10:47 アークス－大幅高 今期営業益3％増見込む 前期は増配
アークス<9948.T>が大幅高。同社は15日、25.2期通期の連結営業利益予想を173億円（前期比2.8％増）に、年間配当予想を68円（前期は68円）にすると発表した。
顧客の節約志向の高まりや変容するニーズへの対応、価格戦略の徹底と商品価値の訴求に取り組み、競合店との差別化を徹底するとしている。
24.2期通期の連結営業利益は168億円（前年同期比13.5％増）だった。堅調な売上高および売上総利益率の改善が、販管費の増加を吸収し、前年同期比で増収増益で着地した。
併せて24.2期通期の期末配当予想を37円から39円（前の期末は30円）に上方修正すると発表した。
アークス<9948.T>が大幅高。同社は15日、25.2期通期の連結営業利益予想を173億円（前期比2.8％増）に、年間配当予想を68円（前期は68円）にすると発表した。
顧客の節約志向の高まりや変容するニーズへの対応、価格戦略の徹底と商品価値の訴求に取り組み、競合店との差別化を徹底するとしている。
24.2期通期の連結営業利益は168億円（前年同期比13.5％増）だった。堅調な売上高および売上総利益率の改善が、販管費の増加を吸収し、前年同期比で増収増益で着地した。
併せて24.2期通期の期末配当予想を37円から39円（前の期末は30円）に上方修正すると発表した。
★10:59 パシフィックネット－大幅安 3Q累計営業益26％増もコンセンサス下回る
パシフィックネット<3021.T>が大幅安。同社は15日、24.5期3Q累計（6-2月）の連結営業利益は4.0億円（前年同期比26.3％増）だったと発表した。コンセンサス予想は4.3億円。
前期の一時的な増益、先行投資などのコスト増を、事業拡大と収益性向上でカバーしたとしている。株価はコンセンサス下振れが嫌気されて大きく売られている。
パシフィックネット<3021.T>が大幅安。同社は15日、24.5期3Q累計（6-2月）の連結営業利益は4.0億円（前年同期比26.3％増）だったと発表した。コンセンサス予想は4.3億円。
前期の一時的な増益、先行投資などのコスト増を、事業拡大と収益性向上でカバーしたとしている。株価はコンセンサス下振れが嫌気されて大きく売られている。
★11:00 アクアライン－急落 今期営業黒字転換見込む 前期は計画下振れ赤字
アクアライン<6173.T>が急落。同社は15日、25.2期通期の連結営業損益予想を1.2億円の黒字にすると発表した。業務などの効率的な運営を行い、経費の見直しや固定費の削減に努めることで事業収支の改善を図るとしている。
24.2期通期の連結営業損益は2.6億円の赤字（前の期は2.6億円の赤字）だった。会社計画1.3億円の黒字を下回った。繁忙期である4Qにおいて、暖冬の影響もあり入電数が見込みを下回った。水まわりサービス支援事業の加盟店などに対する債権の回収見込みが不確定であり、貸倒引当金繰入額を計上したことも響いた。
アクアライン<6173.T>が急落。同社は15日、25.2期通期の連結営業損益予想を1.2億円の黒字にすると発表した。業務などの効率的な運営を行い、経費の見直しや固定費の削減に努めることで事業収支の改善を図るとしている。
24.2期通期の連結営業損益は2.6億円の赤字（前の期は2.6億円の赤字）だった。会社計画1.3億円の黒字を下回った。繁忙期である4Qにおいて、暖冬の影響もあり入電数が見込みを下回った。水まわりサービス支援事業の加盟店などに対する債権の回収見込みが不確定であり、貸倒引当金繰入額を計上したことも響いた。
★11:04 ＶＲＡＩＮ－ストップ安売り気配 今期営業益52％増見込む 前期から伸び鈍化
ＶＲＡＩＮ Ｓｏｌｕｔｉｏｎ<135A.T>がストップ安売り気配。同社は15日、25.2期通期の営業利益予想を7.7億円（前期比51.8％増）だと発表した。
Phoenix Edgeの正式リリースや大阪支社の前倒し設置の検討により、販売体制の強化を図るとしている。
24.2期通期の営業利益は5.1億円（前の期比7.9倍）だった。上方修正後の数値を上回る着地となった。AIシステムセグメントが好調だった。
なお、株価は利益の伸び鈍化を嫌気した売りが優勢となっている。
ＶＲＡＩＮ Ｓｏｌｕｔｉｏｎ<135A.T>がストップ安売り気配。同社は15日、25.2期通期の営業利益予想を7.7億円（前期比51.8％増）だと発表した。
Phoenix Edgeの正式リリースや大阪支社の前倒し設置の検討により、販売体制の強化を図るとしている。
24.2期通期の営業利益は5.1億円（前の期比7.9倍）だった。上方修正後の数値を上回る着地となった。AIシステムセグメントが好調だった。
なお、株価は利益の伸び鈍化を嫌気した売りが優勢となっている。
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