アジア株市況-上海総合指数は反落 経済指標の予想下振れを嫌気
アジア株は軟調。上海総合指数は反落した。前場に下げ幅を拡大。節目の3000ポイントが意識されて後場に値を戻す場面があったものの、結局はこの日の安値圏で引けた。終値は3月27日以来3週ぶりの安値だった。米長期金利の上昇に伴い人民元の対米ドル相場に下押し圧力がかかり、中国が追加の金融緩和をしにくくなるとの見方から幅広いセクターで売りが優勢となった。中国国家統計局が午前に発表した3月の小売売上高と鉱工業生産が予想から下振れしたことも、投資家心理を冷やした。
香港ハンセン指数は米長期金利の上昇や中東情勢を嫌気して4日続落。同指数のほか、韓国、台湾が2%を超える下落となった。フィリピンやシンガポールも大きめの下落となっており、米長期金利の上昇を受けてリスクオフムードが強い。タイは休場。
ハンセン
16248.97 -351.49(-2.11%)
レッドチップ
3410.52 -50.68(-1.46%)
上海総合
3007.07 -50.31(-1.64%)
台湾加権
19901.96 -547.81(-2.67%)
韓国総合
2609.63 -60.8(-2.27%)
ムンバイSENSEX(取引中)*
72836.39 -563.39(-0.76%)
タイ SET
休場
ジャカルタ総合(取引中)
7173.24 -113.65(-1.55%)
マレーシアFBM KLCI(取引中)
1536.33 -6.2(-0.4%)
フィリピン総合
6404.97 -157.46(-2.39%)
シンガポールST(取引中)*
3146.71 -36.9(-1.15%)
ベトナムVN
1215.68 -0.93(-0.07%)
17時41分現在
*は15分遅れ
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