後場コメント No.3 ＱＰＳ研究、日創プロ、スマートドライ、シノブフース、三菱商、北陸ガス、タカキタ
★13:48 ＱＰＳ研究所－一時ストップ安 グロース株に売り 金利上昇を嫌気
ＱＰＳ研究所<5595.T>が一時ストップ安。同社株は後場に一時ストップ安となる3740円まで売られる場面があった。
強い経済指標を受けて米長期金利が上昇。国内金利も上昇傾向にあり、金利上昇が逆風とされるグロース市場の銘柄の多くに売りが出ている。同社株は前日に決算を受けてストップ高まで買われていたが、一転軟調な地合いから売りが出ており指数を押し上げている。
ＱＰＳ研究所<5595.T>が一時ストップ安。同社株は後場に一時ストップ安となる3740円まで売られる場面があった。
強い経済指標を受けて米長期金利が上昇。国内金利も上昇傾向にあり、金利上昇が逆風とされるグロース市場の銘柄の多くに売りが出ている。同社株は前日に決算を受けてストップ高まで買われていたが、一転軟調な地合いから売りが出ており指数を押し上げている。
★13:53 日創プロニティ－大幅安 上期営業益2.4倍も通期据え置きを嫌気
日創プロニティ<3440.T>が大幅安。同社は15日、24.8期上期（9-2月）の連結営業利益は8.1億円（前年同期比2.4倍）だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は69.0％。
新規取引先の開拓、既存取引先のリピートに積極的に取り組み、金属サンドイッチパネルおよび太陽電池アレイ支持架台が伸長した。M&Aで子会社化した会社も収益に貢献した。
なお、決算前に株価が上昇していたことや、良好な進ちょくにもかかわらず通期計画が据え置かれたことから、売りが優勢となっている。
日創プロニティ<3440.T>が大幅安。同社は15日、24.8期上期（9-2月）の連結営業利益は8.1億円（前年同期比2.4倍）だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は69.0％。
新規取引先の開拓、既存取引先のリピートに積極的に取り組み、金属サンドイッチパネルおよび太陽電池アレイ支持架台が伸長した。M&Aで子会社化した会社も収益に貢献した。
なお、決算前に株価が上昇していたことや、良好な進ちょくにもかかわらず通期計画が据え置かれたことから、売りが優勢となっている。
★14:08 スマートドライブ－大幅高 通期営業益を上方修正 売上総利益率の上昇などが寄与
スマートドライブ<5137.T>が大幅高。同社は15日、24.9期の連結営業損益予想を従来の1.4億円の黒字から1.7億円黒字（前期は900万円の赤字）に上方修正すると発表した。
2Qにおいて、大型案件提案時における利益率管理施策の徹底や、一部の車載デバイス調達価格の低減により売上総利益率が上昇した。また、広告宣伝費が従来の金額規模に戻ったこと、これらの効果が3Q以降も継続する見通しであることを踏まえた。
スマートドライブ<5137.T>が大幅高。同社は15日、24.9期の連結営業損益予想を従来の1.4億円の黒字から1.7億円黒字（前期は900万円の赤字）に上方修正すると発表した。
2Qにおいて、大型案件提案時における利益率管理施策の徹底や、一部の車載デバイス調達価格の低減により売上総利益率が上昇した。また、広告宣伝費が従来の金額規模に戻ったこと、これらの効果が3Q以降も継続する見通しであることを踏まえた。
★14:23 シノブフーズ－3日ぶり反落 前期最終益を下方修正 増配も発表
シノブフーズ<2903.T>が3日ぶり反落。同社16日14時、24.3期通期の連結純利益予想を従来の16.0億円から11.7億円（前の期比11.3倍）に下方修正すると発表した。
同社名古屋工場の有形固定資産において、土地の時価下落などによる減損の兆候が認められたことから、特別損失を計上することを踏まえた。
併せて、24.3期通期の期末配当を10.5円から14.5円（前の期末は11.0円）に上方修正すると発表した。年間配当は25円（前の期は21.0円）となる。
シノブフーズ<2903.T>が3日ぶり反落。同社16日14時、24.3期通期の連結純利益予想を従来の16.0億円から11.7億円（前の期比11.3倍）に下方修正すると発表した。
同社名古屋工場の有形固定資産において、土地の時価下落などによる減損の兆候が認められたことから、特別損失を計上することを踏まえた。
併せて、24.3期通期の期末配当を10.5円から14.5円（前の期末は11.0円）に上方修正すると発表した。年間配当は25円（前の期は21.0円）となる。
★14:33 三菱商事－4日ぶり反落 米国ルイジアナ州でDACプロジェクトへ参画
三菱商事<8058.T>が4日ぶり反落。同社は16日、Ｓｈｅｌｌ ＵＳ Ｇａｓ ＆ Ｐｏｗｅｒ（米国）などが米国ルイジアナ州で検討を進める直接空気回収（Direct Air Capture、以下DAC）プロジェクトへの参画を決定したと発表した。
今後、複数の有望なDAC技術会社とともに技術実証を進め、DAC技術の精査と設計作業を通じて当該技術の成熟度を高める。DAC技術会社への資金拠出を含めた商業化支援、エネルギー消費・用水・土地利用などにおけるコスト削減機会の追求などを通じ、DAC事業の早期商業化をめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
三菱商事<8058.T>が4日ぶり反落。同社は16日、Ｓｈｅｌｌ ＵＳ Ｇａｓ ＆ Ｐｏｗｅｒ（米国）などが米国ルイジアナ州で検討を進める直接空気回収（Direct Air Capture、以下DAC）プロジェクトへの参画を決定したと発表した。
今後、複数の有望なDAC技術会社とともに技術実証を進め、DAC技術の精査と設計作業を通じて当該技術の成熟度を高める。DAC技術会社への資金拠出を含めた商業化支援、エネルギー消費・用水・土地利用などにおけるコスト削減機会の追求などを通じ、DAC事業の早期商業化をめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★14:35 北陸ガス－3日ぶり反落 前期営業損益を下方修正 ガス販売の不調などが響く
北陸ガス<9537.T>が3日ぶり反落。同社は16日14時、24.3期通期の連結営業損益予想を従来の1.9億円赤字から10.5億円赤字（前の期は2.8億円の黒字）に下方修正すると発表した。
冬場の気温が高く推移したことによりガス販売量が計画を下回るほか、原料のLNG価格が想定を上回って推移し、利益が減少する見通しであることを踏まえた。
北陸ガス<9537.T>が3日ぶり反落。同社は16日14時、24.3期通期の連結営業損益予想を従来の1.9億円赤字から10.5億円赤字（前の期は2.8億円の黒字）に下方修正すると発表した。
冬場の気温が高く推移したことによりガス販売量が計画を下回るほか、原料のLNG価格が想定を上回って推移し、利益が減少する見通しであることを踏まえた。
★14:40 タカキタ－後場急騰 前期営業益を上方修正 増配も発表
タカキタ<6325.T>が後場急騰。同社は16日14時30分、24.3期通期の営業利益予想を従来の6.0億円から9.7億円（前の期比59.6％増）に上方修正すると発表した。
売上高の増加や製品輸送の効率化、価格改定も寄与する。
併せて24.3期通期の期末配当予想を5円から10円（前の期末は8円）に上方修正すると発表した。年間配当予想は15円（前の期は13円）となる。
タカキタ<6325.T>が後場急騰。同社は16日14時30分、24.3期通期の営業利益予想を従来の6.0億円から9.7億円（前の期比59.6％増）に上方修正すると発表した。
売上高の増加や製品輸送の効率化、価格改定も寄与する。
併せて24.3期通期の期末配当予想を5円から10円（前の期末は8円）に上方修正すると発表した。年間配当予想は15円（前の期は13円）となる。
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