後場コメント No.1 リコー、日本製鉄、トリプルアイス、松屋R&D、コニカミノルタ、DDグループ

2024/04/22(月) 15:02
★12:30  リコー-3日続伸 独AIスタートアップを買収
 リコー<7752.T>が3日続伸。同社は22日、先進的なAI技術を持つスタートアップ企業のnatif.ai(ドイツ)を買収したと発表した。

 インテリジェントキャプチャーと呼ばれるAIを活用した先進的な画像認識やOCR(Optical Character Recognition)の技術の獲得によって、紙文書や手書き文書を含むさまざまなドキュメントからの情報抽出機能を強化し、幅広い業務プロセスにおいて自動化・高度化を実現する。同日11時45分の日本経済新聞電子版報道によれば、買収額は数十億円程度としている。

★12:31  日本製鉄-丸三が目標株価引き上げ 25.3期も業績改善の流れは続く見込み
 日本製鉄<5401.T>が反発。丸三証券では、25.3期も高級鋼比率の上昇などで業績改善の流れは続くと予想。投資判断は「買い」を継続。目標株価を3900円→4600円に引き上げた。

 丸三では、同社が高炉基数の削減、生産ライン休止などによる国内生産能力の削減(固定費圧縮)、国内大口需要家向けの価格改定方式の見直し、高付加価値品比率の上昇(マージン拡大)に取り組み、収益構造は着実に改善していると指摘。収益性の高い高級鋼比率は電磁鋼板などの生産能力増強などによりさらなる上昇が見込まれ、在庫評価差などを除く事業利益は25.3期以降も改善傾向が続くと予想している。

★12:32  トリプルアイズ-後場買い気配 世田谷区がAI顔認証を勤怠管理に採用
 トリプルアイズ<5026.T>が後場買い気配。同社は22日12時、顔認証勤怠システム・AIZEが東京都世田谷区の会計年度任用職員の出退勤管理システムに採用されたと発表した。
 
 会計年度任用職員の出退勤時間の管理について、紙管理の煩雑さや、給与の減額の対象となる休暇実績を給与へ反映するための確認作業の負荷が課題となっていたことから、紙管理を脱却するための新たな取り組みとして導入に至ったとしている。

★12:36  松屋R&D-後場上げ幅拡大 ベトナム子会社新工場で太陽光発電システムを導入へ
 松屋アールアンドディ<7317.T>が後場上げ幅拡大。同社は22日11時30分、環境省などが公募した「令和5年度二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」において、子会社の松屋ベトナムに設置する太陽光発電システム導入のプロジェクトが採択されたと発表した。
 
 代表事業者の東京センチュリー<8439.T>と協働して実施するとし、松屋ベトナムでは、今後、新工場において屋根置太陽光発電システムを導入し、GHG排出削減効果を算出するためのモニタリングを行い、その結果を環境省に報告するとしている。

★12:40  コニカミノルタ-反発 印刷工程の業務進ちょく状況を見える化するソリューション発売
 コニカミノルタ<4902.T>が反発。同社は22日、印刷工程全体の業務進ちょく状況を見える化するウェブアプリケーション「AccurioPro(アキュリオプロ) Dashboard JobManager」を発売すると発表した。

 管理や分析に関わる時間を大幅に削減するとともに、印刷物の受注、生産量、価格設定の最適化を可能とすることで、印刷会社の労働環境改善や事業継続性に貢献するとしている。

★12:43  DDグループ-大幅反発 「Google Cloud」とAI活用で協業
 DDグループ<3073.T>が大幅反発。同社は22日11時30分、「Google Cloud」とジョイントビジネスプランに沿った取り組みをともに進めると発表した。
 
 同協業では、最先端のクラウド技術と革新的な働き方の実践・提供およびデジタルマーケティング分野において豊富な実績を持つ、「Google Cloud」のテクノロジーを活用し、AIによるデータ分析・活用に取り組むとしている。


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