〔Market Flash〕欧州株は緩やかに最高値を更新する流れが継続か~東海東京

2024/04/23(火) 12:43
【12:40】欧州株は緩やかに最高値を更新する流れが継続か~東海東京  東海東京インテリジェンス・ラボでは当面の欧州株に関して、中東情勢の不安定化が地理的に距離の近い欧州市場に与える影響は小さくないことから、短期的な相場の変動拡大につながりやすい点には注意が必要と指摘している。ただし、市場は欧州各国・地域が4-6月期にも利下げを開始するとの見方を強めている。この環境下、これまでの株価上昇の継続を受けて、足元の欧州株市場が「スピード調整」を迎えていることに違和感はないとコメント。この先も、基本的には緩やかに最高値を更新する流れが継続すると予想している。 【10:40】為替市場では4月26日が熱い1日に~大和  大和証券では為替リポートの中で、4月26日(金)が熱い1日になる可能性を指摘している。米国では26日に3月個人消費支出価格指数(PCEデフレーター)が発表される。10日に発表された米3月CPIがドル円のレンジ上抜けのカタリストになったことは記憶に新しく、PCEデフレーターの結果に対するドル円の反応も大きくなると考えている。この日は日銀会合の結果発表日で、過去には日銀会合が円安加速のイベントになることもあったことから、日本の当局が為替介入を行うのであれば有力な候補日になる。日銀会合後に為替介入があれば、米PCEデフレーター発動後の値動きが著しく増幅される可能性がある。介入せず円安が急激に進んだ場合、当局がそれを静観するのは困難でもある。これらの点から大和では、26日はかなり高い緊張感に包まれる1日になると考えている。 【10:05】中国鉄鋼業は「危機レベル」に突入~SMBC日興  SMBC日興証券では鉄鋼セクターに関して、中国の鋼材市場が2024年の3月から4月上旬にかけて、熱延コイルや棒鋼の販売価格では鉄鉱石と原料炭を購入できないレベルまでスプレッドが悪化したと指摘している。理論的には限界利益が確保できない水準とのこと。中国の鋼材需給が大幅に悪化した2015年に匹敵する「危機レベル」に突入したと言っても過言ではないと、SMBC日興では判断している。また、当件に関して、短期的には中国政府主導での減産、長期視点では業界の再編が必要と考えている。 【8:45】寄り前気配は東邦HD、ABCマート、戸田建、キヤノンMJが高い気配値  主力株の寄り前気配では、東邦HD<8129>+9.87%、ABCマート<2670>+6.98%、戸田建<1860>+6.51%、キヤノンMJ<8060>+6.06%、三和HD<5929>+5.99%、住友重<6302>+5.33%、東京精<7729>+5.28%などが高い気配値。  一方、エクセディ<7278>-9.97%、明電舎<6508>-4.48%、ニフコ<7988>-3.42%、アイシン精<7259>-3.26%、LIXIL<5938>-3.14%、住友ファーマ<4506>-3.13%、三浦工<6005>-3.13%、三菱電<6503>-2.06%などが安い気配値となっている。
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