米メタ・プラットフォームズ-急落 弱い売上高見通しや投資拡大を嫌気
4月25日 終値 前日比 前日比(%)
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META 441.38 -52.12 -10.56%
米ソーシャルネットワーク・ウェブサイト運営会社のメタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック、NASDAQ:META)が4月24日引け後に発表した2024年第1四半期(1-3月)決算は、売上高が前年同期比27.3%増の364億5500万ドルとなり市場予想の361億5600万ドルを上回った。純利益が同2.2倍の123億6900万ドルとなり、調整後の一株当たり利益は4.71ドルと市場予想の4.32ドルを上回った。
ザッカーバーグCEOが注力するメタバース部門の売上高は前年同期比30%増の4億4000万ドルとなったが、売上高の1%にとどまり、市場予想の5億1250万ドルを下回った。営業損失は38億5000万ドルと43億1000万ドルの赤字予想を下回ったものの、部門別損益が公表された2020年からの累積損失は450億ドル超となった。
今後の見通しについては、第2四半期の売上高を365億-390億ドルとし、中央値が市場予想の383億ドルを下回った、2024年通期の設備投資額は350億-400億ドルを見込み、従来の300億-370億ドルから増加するとした。
株価は25日の取引で一時、前日比79.00ドル安(-16.01%)の414.50ドルまで下落し、52.12ドル安(-10.56%)の441.38ドルで終了。S&P500の下落率トップとなり、年初来では24.70%高となった。
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