NY概況-ダウ375ドル安と続落 メタの急落や米債利回りの上昇が重し
米株は下落。弱い売上高見通しや投資拡大が嫌気されたメタ・プラットフォームズが急落したことや、1-3月期GDP速報値が予想を大幅に下回った一方、同期間のインフレ指標が上振れし、米10年債利回りが大幅に上昇したことが重しとなった。ただ、売り一巡後は、エヌビディアなどの半導体株が反発したことや、テスラが大幅に続伸したことで主要3指数は下落幅を縮小した。ダウ平均は朝方に706ドル安まで下落後、375.12ドル安(-0.98%)と2日続落して終了。S&P500とナスダック総合はともに4日ぶりの反落となったが、S&P500は1.60%安まで下落後、0.46%安で終了し、ナスダック総合は2.35%安まで下落後、0.64%安と下落幅を大きく縮小して終了した。S&P500の11セクターは素材、エネルギー、資本財、公益、ITの5セクターが上昇し、コミュニケーション、ヘルスケア、不動産、金融、生活必需品、一般消費財の6セクターが下落。半導体株はエヌビディアが3.71%高と反発し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1.96%高と4日続伸した。
引け後の動きでは、予想を上回る決算や初めての配当支払いを発表したアルファベットが時間外で13%高と急伸し、決算が予想を上回ったマイクロソフトも時間外で4%高。一方、インテルは弱い見通しなどが嫌気され時間外で8%超下落した。
※各種データは取得時の値です。
(NY 2024425)
DOW
38085.8 -375.12 (-0.98%)
NASDAQ
15611.76 -100.99 (-0.64%)
S&P500
5048.42 -23.21 (-0.46%)
Rusell2000
1981.12 -14.31 (-0.72%)
SOX
4615.037 +88.84 (+1.96%)
CME225(ドル建て)
37695 -530
CME225(円建て)
37665 +55
WTI
83.57 +0.76 (+0.92%)
ドル円
155.64 +0.30
ユーロ円
167.00 +0.83
米10年債利回り(%)
4.704 +0.05
米2年債利回り(%)
4.9996 +0.063
VIX
15.37 -0.60
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