〔Market Flash〕銅地金価格の上昇継続には慎重な見方~大和

2024/04/26(金) 13:24
【13:20】銅地金価格の上昇継続には慎重な見方~大和  大和証券では、非鉄金属業界に関するマンスリーリポートの中で、銅価格について考察している。中国の製錬所減産観測を受けて3月後半に上昇に転じた銅価格は、需要増加期待などから4月はさらに上昇した。ただし、中国の製錬所減産観測は、製錬事業者の収益を左右する買鉱条件が悪化していることを受けたもので、最終的な地金需要の増加につながる施策ではないと大和では指摘。複数の銅鉱山が生産を立ち上げる動きもあることから、足元の銅地金価格上昇が継続するかについては慎重な見方をしている。 【11:15】米国消費の加速は生活必需品価格の大幅鈍化が背景か~SMBC日興  SMBC日興証券では、米国の消費が加速していると指摘。この背景にある要因として、生活必需品価格の大幅鈍化を挙げている。価格の大幅鈍化によって安堵感が生まれて消費者センチメントが改善し、貯蓄率が低下していることが考えられるとしている。今後は、中東の地政学リスクやFRBのバランスシート縮小鈍化がコモディティ価格を下支えして、米国の食料品・エネルギー価格の下落を抑制する可能性があるとみている。このことは、消費者センチメントの改善を抑え、消費を抑制する可能性がある。同観点からSMBC日興では、コモディティ価格や食料品・エネルギー価格が今後の消費動向のポイントになるかもしれないとコメントしている。 【9:40】地域ごとに異なる鋼材市況の方向感~大和  大和証券では鉄鋼業界に関して、鋼材市況が足元で地域ごとに方向感が異なっていることを指摘している。グローバルの鋼材市況は2024年に入って下落傾向となっていたが、足元では日本と欧州が下落継続となる一方、中国・インド・ベトナムなどが下げ止まりつつあり、米国は反発しているとのこと。中国鉄鋼業界全体の月次損益が収支均衡水準にあり、生産コストなどを背景にアジアの鋼材市況の下落余地が限定的となっている一方、割安なアジア鋼材が欧州に流れているもようと大和ではコメントしている。 【8:45】寄り前気配は東亜合成、キヤノンMJ、淀川鋼、タダノが高い気配値  主力株の寄り前気配では、東亜合成<4045>+25.25%、キヤノンMJ<8060>+16.39%、淀川鋼<5451>+15.02%、タダノ<6395>+9.49%、ミスミG<9962>+6.45%、ゼオン<4205>+6.04%、ブラザー<6448>+5.59%、日本酸素<4091>+5.52%、ナブテスコ<6268>+5.28%、ディスコ<6146>+5.12%などが高い気配値。  一方、山九<9065>-7.60%、信越化<4063>-4.30%、ユニプレス<5949>-3.25%、エクセディ<7278>-2.64%、北越コーポ<3865>-2.02%、オークマ<6103>-1.99%、コメリ<8218>-1.85%、東ソー<4042>-1.84%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,236.07 -37.98
TOPIX 2,728.53 -0.87
グロース250 642.96 -3.29
NYダウ 38,675.68 +450.02
ナスダック総合 16,156.33 +315.37
ドル/円 153.72 +0.65
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ