村田製作所-続伸 今期営業益39%増見込む 前期は28%減
村田製作所<6981.T>が続伸。同社は26日、25.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)は3000億円(前期比39.2%増)と発表した。市場コンセンサスは3344億円。
製品価格の値下がりや準変動費・固定費の増加などの減益要因はあるが、操業度の改善やコストダウンなどの増益要因を見込む。なお、想定為替レートは1米ドル145円。
24.3期通期の連結営業利益は2154億円(前の期比27.8%減)だった。会社計画の2700億円を下回って着地した。
リチウムイオン二次電池事業において、主としてパワーツール向けの需要拡大を見据えて将来に向けた増産投資を実行したものの、コロナ禍における急激な需要増の反動減による在庫調整の長期化、これに伴う直近での販売低迷などを背景として収益性が大きく低下したことが響いた
併せて24.3期の期末配当予想を25円から27円に上方修正すると発表した。
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