前場コメント No.8 正興電機、東宝、NSSOL、ウイングアーク、JVCKW、FPG

2024/04/30(火) 11:31
★9:52  正興電機製作所-急騰 上期営業益を上方修正 1Qは17%増
 正興電機製作所<6653.T>が急騰。同社は26日、24.12期上期(1-6月)の連結営業利益予想を従来の8.5億円から9.3億円(前年同期比10.3%増)に上方修正すると発表した。
 
 電力部門およびサービス部門が引き続き堅調に推移する見込み。通期の見通しは据え置いた。

 24.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は7.7億円(前年同期比17.3%増)だった。電力部門において、遠隔監視システムや配電機器製品が堅調に推移した。

★9:53  東宝-東海東京が目標株価を引き上げ ゲームやMDなど海外展開積極化に注目
 東宝<9602.T>が反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、ゲームやMDなど海外展開積極化に注目。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は5800円→6100円に引き上げた。

 東海東京では、今後のアニメ事業の注目点は海外展開と指摘。「ゴジラ-1.0」で北米での配給事業を開始しており、Q4決算説明会で松岡社長は自社製作アニメの海外配給の他、マーチャンダイジング強化やゲーム配信への挑戦など海外事業展開の積極方針を示したという。東海東京ではでは、一部制作出資した「呪術廻戦 ファントムパレード」の海外配信の可能性に注目。25/2期会社営業利益計画は前年比7.2%減の550億円。「ハイキュー!!」、「名探偵コナン」など自社配給アニメ映画の好調や、二次利用も含めたアニメ関連事業の拡大に期待。25/2期営業利益を前年比0.4%増の595億円と予想している。

★9:54  NSSOL-続伸 1株を2株に分割 基準日は6月30日
 日鉄ソリューションズ<2327.T>が続伸。同社は26日、株式分割を行うと発表した。6月30日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。

★9:54  NSSOL-続伸 今期営業益3%増見込む 前期は10%増
 日鉄ソリューションズ<2327.T>が続伸。同社は26日、25.3期通期の連結営業利益予想を360億円(前期比2.9%増)に、年間配当予想を67円にすると発表した。
 
 全体としてはどの分野においても、DX投資、データドリブン経営、AI活用による業務効率化、レガシーシステムの刷新、個社ごとのIT人材不足への対応など、高い需要があると想定する。

 24.3期通期の連結営業利益は350億円(前の期比10.3%増)だった。売上総利益率の改善も含めた売上総利益の増加が寄与した。

★9:54  NSSOL-続伸 「NSSOL2030ビジョン」を策定
 日鉄ソリューションズ<2327.T>が続伸。同社は26日、中長期外部環境とITメガトレンドを踏まえ、今後の同社のめざす姿を「NSSOL2030ビジョン」として策定したと発表した。

 新たなビジネスモデルへの転換と新領域への積極的な進出を図り、2030年代のできるだけ早期に営業利益1000億円レベル、営業利益率20%レベル、ROE15%レベルの事業構造実現をめざすとしている。

 また、ビジョンの具現化に向け2025-2027年度中期経営計画の策定に着手するとしている。

★10:01  ウイングアーク1st-東海東京が目標株価を引き上げ 企業の基幹業務を支え、新たな価値を創出
 ウイングアーク1st<4432.T>が大幅反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、企業の基幹業務を支え、新たな価値を創出と指摘。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は4400円→5400円に引き上げた。

 東海東京による25/2期の通期予想は売上収益が291億円(前年比13.0%増)、営業利益が86億円(同17.7%増)。サービス機能の強化や大型案件の獲得推進により増収増益を見込んでいる。また(1)企業・官庁における好調なIT投資、(2)クラウドへのシフト、(3)規制改正の追い風により会社計画を上回ると予想。26/2期は、売上収益が334億円(前年比14.8%増)、営業利益が101億円(同17.4%増)。顧客の官民共に堅調なIT投資の継続が見込まれ、また、クラウド市場の成長により増収増益を見込んでいる。特にデジタル化の加速が想定される公共市場(官公庁・地方公共団体)が成長領域となるとコメントしている。

★10:01  JVCケンウッド-急落 今期最終益4%減見込む 前期は20%減
 JVCケンウッド<6632.T>が急落。同社は26日、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を125億円(前期比4.0%減)に、年間配当予想を13円(前期は12円)にすると発表した。

 利益創出ドライバーと位置付けた無線システムへの戦略的投資のさらなる強化、為替ヘッジによるマイナス影響などから減益を見込む。

 24.3期通期の連結純利益は130億円(前の期比19.8%減)だった。無線システムが米国を始めとする海外市場で非常に好調に推移した。一方、為替ヘッジによるマイナス影響などから減益となった。

★10:09  FPG-急騰 上期最終益53%増 各事業が堅調
 FPG<7148.T>が急騰。同社は26日、24.9期上期(10-3月)の連結純利益は115億円(前年同期比52.8%増)だったと発表した。

 リースファンド事業と国内不動産ファンド事業に加え、海外不動産ファンド事業の販売も伸長したとしている。

★10:09  FPG-急騰 100万株・20億円を上限に自社株買い 割合は1.2% 消却も発表
 FPG<7148.T>が急騰。同社は26日、100万株・20億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年5月1日~10月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.2%となる。

 併せて、367万株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は5月10日。消却前の発行済株式総数に対する割合は4.1%となる。


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