南海電気鉄道-後場急落 今期最終益25%減見込む 前期は64%増
南海電気鉄道<9044.T>が後場急落。同社は30日13時20分、25.3期通期の連結純利益予想を179億円(前期比25.2%減)に、年間配当予想を35円(前期は35円)にすると表した。
前期に計上した固定資産売却益の反動により最終減益を見込む。一方で、営業収益は増加する見通し。不動産業の物件販売収入が減少するものの、運輸業で旅客需要の回復や運賃改定効果が寄与するほか、建設業の完成工事高増加などを見込む。
24.3期通期の連結純利益は239億円(前の期比63.6%増)だった。運輸業における輸送人員の増加や、不動産業における物件販売収入の増加、固定資産売却益の計上などが寄与した。
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