JR東日本-続伸 今期営業益7%増見込む 前期は2.5倍
JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020.T>が続伸。同社は4月30日に、25.3期通期の連結営業利益予想は3700億円(前期比7.2%増)と発表した。市場コンセンサスは3485億円。
25.3期より新たな取り組みとして、4つのセグメント・14のビジネス、成長の基盤である人材、DX・知的財産、財務・投資、ESGのそれぞれについて戦略とKPIを定める。これらをもとに、グループ社員が融合と連携により価値創造をしていくことで、経済価値を創出することはもとより、事業活動を通じた社会的な課題の解決にも貢献するとしている。
24.3期通期の連結営業利益は3452億円(前の期比2.5倍)だった。通期の会社計画は3100億円だったので着地は上振れた。不動産販売収入が増加したことなどによる売上高の増加に加え、冬季における除雪などの経費が減少したことなどが寄与した。
併せて、24.3期の期末配当を従来の70円→85円(前期は50円)に決定することも発表した。年間配当は125円→140円(前期は100円)となる。また、25.3期の年間配当予想は52円(中間26円、期末26円)とした。なお、同社は2024年4月1日付で1株につき3株の割合で分割を行っていることから、実質増配となる。
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