コーエーテクモ-売り気配 今期経常益13%減見込む 前期は15%増
コーエーテクモホールディングス<3635.T>が売り気配。同社は4月30日、25.3期通期の連結経常利益予想を400億円(前期比12.6%減)に、年間配当予想を48円(前期は54円)にすると発表した。
「新規グローバルIPの創出・シリーズ・コラボレーション・IP許諾」の重層的な収益構造を循環させることで、さらなる成長をめざす。営業外収支では、金融環境の変化に対応しながら安定した運用収益の実現を図るとしている。
24.3期通期の連結経常利益は457億円(前の期比14.6%増)だった。自社パブリッシングの新作が中心となったことによる販売手数料の増加、外注加工費の増加などにより営業減益となった。一方、金融市場を注視しながら運用を行い、受取利息、有価証券売却益などを計上した結果、経常増益となった。期末配当予想については、従来の50円から54円(23.3期末は50円)に引き上げた。
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