前場コメント No.4 三菱倉、ＪＩＡ、ＪＲ東海、関西電、スクエニＨＤ、東電力ＨＤ
★9:05 三菱倉庫－急騰 今期営業益6％増見込む 前期は18％減
三菱倉庫<9301.T>が急騰。同社は4月30日、25.3期通期の連結営業利益予想を200億円（前期比5.6％増）に、年間配当予想を160円（前期は120円）にすると発表した。
物流事業で減益となるものの、不動産事業で増益となり、全体では増益の見通し。
24.3期通期の連結営業利益は189億円（前の期比17.7％減）だった。物流事業で海上運賃単価の下落や貨物取扱量の減少に伴い、国際運送取扱事業を中心に収入が減少したことが響いた。
併せて24.3期の期末配当を従来予想の60円に対して70円（前の期末は49円）に決定した。年間配当は120円（前の期は90円）となる。
三菱倉庫<9301.T>が急騰。同社は4月30日、25.3期通期の連結営業利益予想を200億円（前期比5.6％増）に、年間配当予想を160円（前期は120円）にすると発表した。
物流事業で減益となるものの、不動産事業で増益となり、全体では増益の見通し。
24.3期通期の連結営業利益は189億円（前の期比17.7％減）だった。物流事業で海上運賃単価の下落や貨物取扱量の減少に伴い、国際運送取扱事業を中心に収入が減少したことが響いた。
併せて24.3期の期末配当を従来予想の60円に対して70円（前の期末は49円）に決定した。年間配当は120円（前の期は90円）となる。
★9:06 ＪＩＡ－買い気配 1Q最終益6.8倍 通期進ちょく率95％
ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が買い気配。同社は4月30日、24.12期1Q（1-3月）の連結純利益は40.8億円（前年同期比6.8倍）だったと発表した。上期計画27.2億円を上回った。通期計画に対する進ちょく率は95.0％。
日本型オペレーティング・リース投資商品（JOL／JOLCO）市場において投資家の需要が伸長しており、それに対応しうる商品組成ができていたことなどにより、商品出資金販売額が好調に推移した。円安に伴う為替差益の計上や、持分法投資利益の計上なども寄与した。通期の見通しは据え置いた。
ジャパンインベストメントアドバイザー<7172.T>が買い気配。同社は4月30日、24.12期1Q（1-3月）の連結純利益は40.8億円（前年同期比6.8倍）だったと発表した。上期計画27.2億円を上回った。通期計画に対する進ちょく率は95.0％。
日本型オペレーティング・リース投資商品（JOL／JOLCO）市場において投資家の需要が伸長しており、それに対応しうる商品組成ができていたことなどにより、商品出資金販売額が好調に推移した。円安に伴う為替差益の計上や、持分法投資利益の計上なども寄与した。通期の見通しは据え置いた。
★9:06 ＪＲ東海－続伸 今期営業益0.1％増見込む 前期は62％増
ＪＲ東海（東海旅客鉄道）<9022.T>が続伸。同社は4月30日、25.3期通期の連結営業利益予想を6080億円（前期比0.1％増）だと発表した。市場コンセンサスは5920億円。
ICTなどの最新の技術を活用して効率的な業務執行体制を構築する「業務改革」と新しい発想による「収益の拡大」の2つを柱とした経営体力の再強化に取り組むとしている。
24.3期通期の連結営業利益は6074億円（前の期比62.2％増）だった。コロナ禍からの回復に伴い、東海道新幹線・在来線ともに利用が増加したことなどが寄与した。
ＪＲ東海（東海旅客鉄道）<9022.T>が続伸。同社は4月30日、25.3期通期の連結営業利益予想を6080億円（前期比0.1％増）だと発表した。市場コンセンサスは5920億円。
ICTなどの最新の技術を活用して効率的な業務執行体制を構築する「業務改革」と新しい発想による「収益の拡大」の2つを柱とした経営体力の再強化に取り組むとしている。
24.3期通期の連結営業利益は6074億円（前の期比62.2％増）だった。コロナ禍からの回復に伴い、東海道新幹線・在来線ともに利用が増加したことなどが寄与した。
★9:06 関西電力－大幅反落 今期経常益53％減見込む 前期は計画上回る
関西電力<9503.T>が大幅反落。同社は4月30日、25.3期通期の連結経常利益予想を3600億円（前期比53.0％減）に、年間配当予想を60円（前期は50円）にすると発表した。総販売電力量の増加などにより、火力燃料費や他社購入電力料の増加を見込む。市場コンセンサスは3981億円。
24.3期通期の連結経常損益は7660億円の黒字（前の期は67億円の赤字）だった。会社計画5700億円の黒字を上回った。原子力利用率の実績が想定を上回った。送配電事業において、エリア需要の増加による基準接続供給収益の増加や、需給調整市場に係る費用が減少したことも寄与した。
関西電力<9503.T>が大幅反落。同社は4月30日、25.3期通期の連結経常利益予想を3600億円（前期比53.0％減）に、年間配当予想を60円（前期は50円）にすると発表した。総販売電力量の増加などにより、火力燃料費や他社購入電力料の増加を見込む。市場コンセンサスは3981億円。
24.3期通期の連結経常損益は7660億円の黒字（前の期は67億円の赤字）だった。会社計画5700億円の黒字を上回った。原子力利用率の実績が想定を上回った。送配電事業において、エリア需要の増加による基準接続供給収益の増加や、需給調整市場に係る費用が減少したことも寄与した。
★9:07 スクエニＨＤ－大幅反発 コンテンツ制作勘定の廃棄損で特損221億円計上見込むも悪材料出尽くし
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が大幅反発。同社は4月30日、24.3期にコンテンツ制作勘定の廃棄損として、特別損失を計上する見込みとなったと発表した。
同社グループが開発中であったパイプラインを精査した結果、24.3期にコンテンツ廃棄損として、約221億円を計上する見込みとなった。24.3期の連結業績見通しについては、他の要因も含め現在精査中であり、業績予想修正の必要がある場合には速やかに公表するとした。通期の決算発表は5月13日を予定している。
しかし、株価は悪材料出尽くしとの見方から買いが入っている。
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が大幅反発。同社は4月30日、24.3期にコンテンツ制作勘定の廃棄損として、特別損失を計上する見込みとなったと発表した。
同社グループが開発中であったパイプラインを精査した結果、24.3期にコンテンツ廃棄損として、約221億円を計上する見込みとなった。24.3期の連結業績見通しについては、他の要因も含め現在精査中であり、業績予想修正の必要がある場合には速やかに公表するとした。通期の決算発表は5月13日を予定している。
しかし、株価は悪材料出尽くしとの見方から買いが入っている。
★9:08 東京電力ＨＤ－3日ぶり大幅反落 前期は経常黒字転換も4Qの経常赤字着地を嫌気
東京電力ホールディングス<9501.T>が3日ぶり大幅反落。同社は4月30日に、24.3期通期の連結経常損益は4255億円の黒字（前の期は2854億円の赤字）だったと発表した。
主に燃料費等調整制度の期ずれ影響が好転したことなどにより前の期の赤字から黒字転換して着地した。
25.3期の業績予想については、柏崎刈羽原発の再稼働時期を見通せないことから、未定とした。
なお株価は、通期では経常黒字転換したものの、3Q累計の実績は5185億円の黒字で、4Q期間（1-3月）では経常赤字で着地している。この点が嫌気されて、売りが優勢となっている。
東京電力ホールディングス<9501.T>が3日ぶり大幅反落。同社は4月30日に、24.3期通期の連結経常損益は4255億円の黒字（前の期は2854億円の赤字）だったと発表した。
主に燃料費等調整制度の期ずれ影響が好転したことなどにより前の期の赤字から黒字転換して着地した。
25.3期の業績予想については、柏崎刈羽原発の再稼働時期を見通せないことから、未定とした。
なお株価は、通期では経常黒字転換したものの、3Q累計の実績は5185億円の黒字で、4Q期間（1-3月）では経常赤字で着地している。この点が嫌気されて、売りが優勢となっている。
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