伊藤ハム米久-後場上げ幅拡大 今期経常益2%増見込む 新中計策定 26年度経常益300億円めざす

2024/05/02(木) 12:31
 伊藤ハム米久ホールディングス<2296.T>が後場上げ幅拡大。同社は2日12時、25.3期通期の連結経常利益予想を265億円(前期比1.8%増)に、年間配当予想を145円(前期は125円)にすると発表した。市場コンセンサスは268億円。  全社で基礎収益力の底上げに取り組むことで増益の見通し。加工食品事業は、原材料高などに対し価格改定の着実な浸透、内部改善でカバーする。食肉事業は、海外における牛肉輸出価格の回復遅れ、羊肉輸出価格下落を見込む。  24.3期通期の連結経常利益は260億円(前の期並み)だった。  併せて、2035年度に向けた長期経営戦略および中期経営計画(24年度~26年度)を策定したことも発表した。35年度の定量目標として、経常利益500億円、ROE(自己資本利益率)8.0%以上、ROIC(投下資本利益率)6.8%以上をめざす。中計最終年度の経常利益目標は300億円とした。
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