JMDC-急落 今期最終益35%増見込む 前期は計画下回る
JMDC<4483.T>が急落。同社は7日、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を62.0億円(前期比34.6%増)に、年間配当予想を未定(前期は14円)にすると発表した。市場コンセンサスは68.4億円。
データ需要の増加と事業領域が順調に拡大している状況を踏まえ、堅調な売り上げ成長を見込む。積極的な成長投資を継続しつつ、利益マージンの健全性を意識した経営をめざすとしている。
24.3期通期の連結純利益は46.1億円(前の期比8.0%増)だった。会社計画は65.0億円だった。製薬向け事業が堅調に推移したのに対し、生損保向け事業が商品開発周期のダウンサイクルの影響を受けたことなどが響いた。未定だった期末配当は14円(23.3期末は12円)に決定した。
なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったことや、前期の計画下振れ着地などを受けて株価は売りが優勢となっている。
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