日本特殊塗料-大幅安 今期営業益28%減見込む 前期は2.4倍
日本特殊塗料<4619.T>が大幅安。同社は8日、25.3期通期の連結営業利益予想を28.0億円(前期比28.3%減)に、年間配当予想を48円(前期は46円)にすると発表した。
同社の強みである機能性・軽量化・環境対応を主眼とした新技術・新製品開発の強化、生産工程の見直しを含む生産体制の効率化・合理化、DX推進による業務効率改善などを推進し、コスト増加要因への対応力強化を図るとしている。
併せて、引き続き厳しい経営環境が続く見通しであることから、現中計最終年度にあたる25.3期の目標を、売上高は621億円(従来は650億円)、連結営業利益は28.0億円(同43.0億円)に引き下げると発表した。
24.3期通期の連結営業利益は39.1億円(前の期比2.4倍)だった。製品などの販売価格見直しを含む売上高の増加に加え、原価低減活動・経費低減策に継続して取り組んだことが寄与した。
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