川崎重工業-後場買い気配 今期最終益3.1倍見込む 90円増配へ
川崎重工業<7012.T>が後場買い気配。同社は9日11時30分、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を780億円(前期比3.1倍)に、年間配当予想を140円(前期は50円)にすると発表した。市場コンセンサスは652億円。
航空宇宙システム事業における防衛需要の増加、パワースポーツ&エンジン事業における四輪増産などによる増収を見込む。航空機エンジン「PW1100G-JM」の運航上の問題に係る損失一括処理の反動もあり大幅な増益を見込む。
24.3期通期の連結純利益は254億円(前の期比52.1%減)だった。会社計画120億円を上回った。為替レートが想定以上に円安に推移したことに加え、エネルギーソリューション&マリン事業および航空宇宙システム事業の採算改善などが寄与した。期末配当は従来予想の20円に対し30円(23.3期末は60円)に決定した。
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