NY概況-ダウ331ドル高と7日続伸 昨年12月以来の長期連騰
米株は上昇。決算やガイダンスが嫌気された半導体設計のアーム(-2.34%)や民泊仲介のエアビー(-6.87%)などが下落したものの、新規失業保険申請件数が予想以上に悪化し年内の利下げ期待が高まったことや、好調な米30年債入札結果を受けて米国債利回りが低下したことが支援となった。ダウ平均はもみ合ってスタートしたが、終盤に357ドル高まで上昇し、331.37ドル高(+0.85%)と7日続伸して終了。9日続伸した昨年12月以来の長期連騰を記録した。S&P500も0.51%高と反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は0.27%高と比較的小幅ながら3日ぶりに反発した。寄り前に発表された週間新規失業保険申請件数は23.1万件と、前週分改定値の20.9万件や予想の21.5万件を上回る悪化となり、昨年8月以来の高水準となった。米10年債利回りは前日の4.49%から4.45%に低下し、米2年債利回りも4.84%から4.81%に低下した。S&P500の11セクターはIT(-0.25%)を除く10セクターが上昇。不動産が2.31%高となったほか、公益、エネルギー、素材が1%超上昇した。センチメントは引き続き改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の13.00ポイントから12.69ポイントに低下し、1月23日以来の低水準となった。
※各種データは取得時の値です。
(NY 2024509)
DOW
39387.76 +331.37 (+0.85%)
NASDAQ
16346.265 +43.51 (+0.27%)
S&P500
5214.08 +26.41 (+0.51%)
Rusell2000
2073.63 +18.5 (+0.90%)
SOX
4759.769 -30.61 (-0.64%)
CME225(ドル建て)
38460 +15
CME225(円建て)
38435 +395
WTI
79.26 +0.27 (+0.34%)
ドル円
155.46 -0.02
ユーロ円
167.59 +0.51
米10年債利回り(%)
4.457 -0.035
米2年債利回り(%)
4.8175 -0.026
VIX
12.69 -0.31
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