日本精工-売り気配 今期営業益31%増見込む コンセンサス下回る 前期は計画下振れ
日本精工<6471.T>が売り気配。同社は9日、25.3期通期の継続事業における連結営業利益予想(IFRS)を360億円(前期比31.4%増)に、年間配当予想を34円(前期は30円)にすると発表した。市場コンセンサスは400億円。
事業環境については、半導体関連を中心とした下期からの需要回復を見込む。グローバル自動車生産台数は前年度並みの見通し。想定為替レートは1米ドル145円、1中国元20.0円とした。
24.3期通期の連結営業利益は274億円(前の期比37.5%減)だった。会社計画300億円を下回った。産業機械事業において需要の調整局面が続いたことが響いた。
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