芝浦メカトロニクス-ストップ高 今期営業益14%減見込む コンセンサス上回る 前期は計画上振れ

2024/05/10(金) 10:03
 芝浦メカトロニクス<6590.T>がストップ高。同社は9日、25.3期通期の連結営業利益予想を100億円(前期比14.4%減)に、年間配当予想を193円にすると発表した。市場コンセンサスは98億円。  半導体業界については生成AI向けの投資が継続し、ウェハプロセス向けを中心に中国市場での引き合いが続く見通し。年度後半からはメモリ向け設備投資の回復を見込む。一方、成長投資による費用増加もあり減益の見通し。株式分割を考慮しない場合の今期配当予想は579円(前期は600円)となる。    24.3期通期の連結営業利益は117億円(前の期比7.2%増)だった。会社計画105億円を上回った。保守サービスを含む半導体分野での増収や、経費の減少などが寄与した。期末配当予想は従来の170円に対し200円に引き上げた。
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